ゆうパックが今度JPエクスプレス(日通)に変わるんですが、ちょっと内容とか気になる点を書いておきます。
一般の人から見たら送料が安くなるように見えますが、商品を送ったりするのに代引きを使っている私から見ると、また簡保の宿のような郵便局が民間企業に丸投げしているようにしか見えない点が一つあります。
始めに、荷物はサイズごとに送料が変わりますが、日本全国どこでも同じ金額のようです。
例えば愛媛から広島、愛媛から東京、愛媛から沖縄でも60サイズは600円です。
この金額は、ゆうパックを使っていた人で、一般の人は変わりない金額です。
業者の人で毎月10個以上を送ると割引きになる契約をしていた人は、県内は450円とかでしたから高くなります。
ゆうパックで遠くの例えば東京に送る場合は900円、北海道なら1300円ですからかなり安くなります。
つまり近くは値上がり遠くは値下がりしますから、県外の一般の人にとっては安くなるという利点がある場合が多くなります。
次に、業者の人がゆうパックからJPエクスプレスに契約する場合についてです。業者の場合、この契約と代金の集金と振込みまでに手数料がかかりJPエクスプレスは高くなる可能性があります。
業者が送る場合、コレクト便を利用する事になりますが、JPエクスプレスが荷物を送って代金を代わって集金するのは、当然ゆうパックとは変わりません。
公式サイトを見に行ってもらうと分かりますが、とっても意味不明ですよね。
まだJPエクスプレスは始まっていないのですが、もよりの郵便局のゆうパック事業係に電話して直接聞いた方が宜しいかと思います。
【代金引換 – 日本郵便】
【コレクトペリカン便 – JPエクスプレス】
┗【日通キャピタルe-決済サービス – 日通キャピタル株式会社】
その上で手数料や契約金が変わってきます。
宅配して集金をする際に「集金払い」として業者に代金が振り込まれますが、この際に業者にとっては2つのリスクが起こります。
「代引き手数料」と「振り込み手数料」です。
今までゆうパックでは代引き手数料は250円でした。
今度のJPエクスプレスでは代引き手数料は315円(~10000円まで)になります。
次に問題の代金振込みの手数料ですが、業者が持っている銀行口座に、JPエクスプレスが代金を振り込む事になりますが、この際に「銀行間の手数料」が発生します。
それで一番問題なのは、愛媛には1件しかない「みずほ銀行」や「三菱東京UFJ銀行」や「三井住友銀行」の三社しかJPエクスプレスは取り扱っていません。
つまり、「ゆうびん銀行」は提携されていません。
郵便局から民間のサービスになるのに?
ちなみに同行扱いだと3万円未満は105円(3万円万以上315円)ですが、他行扱いですと3万未満は420円(3万円万以上630円)かかります。
高すぎます。
振込みの回数を月何回かに変えて契約が出来るのですが、あまり多いと手数料だけで利益が少なくなりますね。
一応、郵便局の人には、「なぜゆうびん銀行は取り扱われないのか」という問い合わせもしていましたが、どうなるのか判りません。
この一点がどうも引っかかります。
なぜ、郵便局は自社のゆうびん銀行を扱う事を民間移行の条件としなかったのか。
あと、契約に際して、別途4千円の印紙が必要になります。
郵便局のゆうパックでの契約では発生しなかった金額です。
これについては、ホームページや契約の説明書にも書かれていないので詳細不明です。
ただ、クロネコヤマトや佐川急便のコレクトサービスよりは安いのと、ゆうパックを今まで使っていた関連で続けてJPエクスプレスで契約する事になるかとは思います。
(※昔からですが、ヤマト運輸はホームページ見てもどこにコレクト便のページがあるのか調べるのに苦労します。分かりにくい。あと高い。)
【ヤマト運輸】
【佐川急便株式会社<SGホールディングスグループ>】
【e-コレクト 安心、便利な代金引換サービス : 個人のお客さま | 佐川急便】
なににしても、もう少し様子を見ながら、ゆうびん銀行の件は聞いてみたいと思います。
というわけで、当CUTPLAZAの商品配送は10月ごろにはJPエクスプレスになっているかもしれません。
予定は未定でまだ判りませんが・・・