売りに出ていた瀬戸内海に浮かぶ無人島に、競争入札で1億1千万円の値がついたとのことです。これは当初から言われていた戦時中に旧海軍病院消毒所の跡地だったために、消毒液による土壌汚染や埋設物がある可能性があり、瀬戸内海国立公園内にあるため埋め立てや桟橋の建設などには規制がかかるという問題から、数百万くらいで取引されると見られていたようで、1億1千万円もの高値がついたことは入札に参加した人や関係者は驚いたみたいですね。
それにしても、こんな無人島を買うのはどんな人なんでしょうねぇ。
よっぽどキャンプや釣りが好きな人なのかしらw
ちなみに芸能人で島を持っているので有名なのがさだまさしさん。
さだまさしさんが買った長崎県琴海町(現・長崎市)の島「詩島(うたじま)」は2,000万円だったそうです。
さだまさしさんが買った長崎県琴海町(現・長崎市)の島「詩島(うたじま)
【詩島 – Wikipedia】
今回1億1千万円で落札の瀬戸内海の無人島の情報関連
【中国財務局のホームページ】
【国有財産トップ】
【国有地の売却情報】
【asahi.com(朝日新聞社):瀬戸内海の無人島を競争入札 落札1億1千万円? 広島 – 関西広域ニュース】
広島県呉市沖の瀬戸内海に浮かぶ国有地の無人島(約7600平方メートル)の一般競争入札が9日、呉市の中国財務局呉出張所であった。事前に参加を申し込んだ計27組のうち、10個人と8法人の計18組が応札。参加者によると、1億1万円で法人が落札した。
売却される無人島は大小二つの島からなる「三ツ子島」のうち、北側の小さな方の島。未利用地の売却を進めている国の方針で入札が決まった。付近はカレイやメバル、アジなどが釣れる好漁場だが、戦時中、旧海軍病院の消毒所があり、同財務局は事前説明会で「消毒液による土壌汚染や地下埋設物の可能性もある」と伝えていた。
入札には関東や中国地方など全国から参加。希望者は「資産価値はないが、『自分の島』を持つのはある種のステータス」「自然の島で趣味の釣りを楽しみたい」――などと話しているという。
契約の内容は後日、中国財務局のホームページ(http://www.mof-chugoku.go.jp/)で公表される。
【瀬戸内の無人島1億円で落札 中国財務局の競売 – 47NEWS(よんななニュース)】
広島県呉市沖の瀬戸内海に浮かぶ国有の無人島の一般競争入札が9日、中国財務局呉出張所(呉市)で行われ、複数の参加者によると、1回目の入札で1億1万円を提示した法人が落札した。
呉出張所は「財務省に残る記録を見る限り、無人島を競売に掛けた例はない」としている。
遊休資産の売却促進の一環で、売買契約の期限は3月11日。9日は応募した27の個人・法人のうち、東京、千葉、広島などの11人と8法人が参加、うち1人が辞退した。
無人島は呉市音戸町の約1キロ西の通称「三ツ子島」で、南北2島のうち、国が所有する北側の小島(外周約580メートル、面積約7600平方メートル)が売却対象。戦前の旧日本海軍病院施設の遺構がある以外は樹木や雑草に覆われ、着岸設備もない。瀬戸内海国立公園内にあり、埋め立てや桟橋の建設などには規制がかかるという。
【広島県沖の無人島、1億1万円で落札か : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】
参加者によると、入札では職員が落札額を発表すると、会場内は大きくどよめいたという。東京都練馬区の不動産鑑定士(68)は「香川県出身なので、瀬戸内海の風景に囲まれた島に墓を作ろうと参加した。応札額は約500万円で自信があったが、まさかこんな金額になるなんて」と驚いていた。