新型のiPadがゲーム中に前機種よりも熱くなるという苦情が相次いでいることから、アメリカの消費者情報誌のコンシューマー・リポーツは、この問題について検証した結果を発表しました。
ただ、「非常に熱く感じたが、短時間であれば特に不快ではない」と結論づけています。
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Appleは20日、新しいiPadが超高精細の「Retinaディスプレイ」を搭載していることなどを指摘、「われわれの温度に関する仕様の範囲内ですべて良好に動作している。何か問題があれば、当社のサポートに連絡してほしい」とコメントしています。
【新型iPad、47度まで過熱の可能性=米消費者情報誌 – WSJ日本版 – jp.WSJ.com】
【CNN.co.jp:新しいiPad、背面が高温に? 苦情受け消費者団体が検証】
(CNN) 米アップルが発売したばかりのタブレット型多機能携帯端末「iPad」の新製品を購入したユーザーから、使用中に熱くなるとの苦情が相次いでいる。米消費者情報誌のコンシューマー・リポーツは、この問題について検証した結果を発表した。
アップルのウェブサイトにあるサポート用掲示板には、「不快な高温はうれしくない。熱いというほどではないが、気に障る温かさだ。返品することを真剣に考えている」「持っていられないほど熱くなるわけではないが、使い続けるほど温度が上がるようだ」などの書き込みが寄せられた。
コンシューマー・リポーツはこの問題を検証するため、熱画像カメラを使ってiPadの温度を測定。その結果、ゲームをした際の温度が最高で華氏116度(セ氏約47度)に達し、従来製品の「iPad 2」に比べて13度高くなることが分かった。
過熱の原因としてロサンゼルス郊外のアップル直営店に勤務する従業員は、バッテリーが大型化したためではないかと推測。また、ゲームのためのグラフィックスチップ強化との関連を指摘する声もある。
中には店に持ち込んで交換してもらったというユーザーもいるほか、バッテリーを一度完全に使い切って再度充電すると問題が解消されたという報告もあった。
一方で、何も問題はないというユーザーも多数存在する。アップルは20日に発表したコメントで、新しいiPadが超高精細の「Retinaディスプレイ」を搭載していることなどを指摘、「われわれの温度に関する仕様の範囲内ですべて良好に動作している。何か問題があれば、当社のサポートに連絡してほしい」とした。
【新型iPad、ゲーム中に本体が47度まで熱く : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)】
米国の消費者専門誌コンシューマー・リポートは20日、米アップルが発売した多機能情報端末「iPad(アイパッド)」の新型について、「使用中に前モデルよりも本体が高温になる」との調査結果を公表した。
ただ、「非常に熱く感じたが、短時間であれば特に不快ではない」と結論づけた。
同誌は、新型の発売直後から、購入者から「本体が異常に熱くなる」などの苦情が寄せられたため、調査を進めていた。同誌の技術者が45分間連続してゲームをしたところ、本体裏が約47度まで上昇し、同じ実験をした前モデルの「2」より約7度高かったという。ゲーム中は、電源に接続していても充電しないこともわかったという。