民主党の仙谷由人元官房長官、セクハラ報道訴訟で敗訴 東京地裁、記事の重要部分認定

民主党の仙谷由人元官房長官が女性新聞記者にセクハラ行為をしたと報じた発行元の新潮社と文芸春秋を相手に各1000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁は記事の重要部分は真実と認定し、請求を棄却しました。つまり、仙谷由人元官房長官の敗訴ということになります。
裁判長は「セクハラと受け取られかねない言動があったのは事実だ」と判断しました。

セクハラの誕生: 日本上陸から現在まで
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仙谷氏の代理人は「重要な点で事実誤認があり、控訴を含めて検討している」とコメントしていますが、仙谷氏は当初発言を否定したが、女性記者の証言を受けて一転して認めていた上での地裁の結果なのですが、今後の動向が気になりますね。

時事ドットコム:仙谷氏「セクハラ」発言認める=週刊誌報道めぐり敗訴-東京地裁時事ドットコム:仙谷氏「セクハラ」発言認める=週刊誌報道めぐり敗訴-東京地裁

 女性新聞記者にセクハラ行為をしたように週刊誌2誌で報じられ、名誉を傷つけられたとして、民主党の仙谷由人政調会長代行が、発行元の新潮社と文芸春秋を相手に各1000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(宮坂昌利裁判長)は12日、記事の重要部分は真実と認定し、請求を棄却した。
 判決によると、週刊新潮と週刊文春はいずれも昨年1月13日号で、官房長官だった仙谷氏が年末に首相官邸で開かれた懇親会で、女性記者に自身の○性機能に関するセクハラ発言を繰り返したとの記事を掲載した。
 仙谷氏は当初発言を否定したが、女性記者の証言を受けて一転して認めていた。宮坂裁判長は「セクハラと受け取られかねない言動があったのは事実だ」と判断した。(2012/06/12-16:03)

セクハラ報道訴訟で仙谷氏、新潮・文春に敗訴 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)セクハラ報道訴訟で仙谷氏、新潮・文春に敗訴 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 民主党の仙谷由人元官房長官(66)がセクハラ発言をしたなどと報じた「週刊新潮」と「週刊文春」の記事で名誉を傷付けられたとして、発行元の新潮社と文芸春秋にそれぞれ1000万円の損害賠償などを求めた訴訟で、東京地裁(宮坂昌利裁判長)は12日、請求を棄却する判決を言い渡した。

 両誌の昨年1月13日号の記事は、仙谷氏が2010年末に首相官邸で開かれた懇親会で女性記者に卑わいな発言をしたなどと報じたが、仙谷氏側は「報じられた発言は全くしていない」と主張していた。

 判決は、出廷した女性記者の証言を聞き、発言を一部認めた仙谷氏の姿勢を「不公正、不誠実」と批判。「発言はセクハラだと問題視されてもやむを得ない」と述べ、記事の重要部分は真実だとした。

 仙谷氏の代理人は「重要な点で事実誤認があり、控訴を含めて検討している」とコメントした。

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