光市母子殺人事件で元少年に死刑判決

別所にてまとめをしていたので、あまりここでは内容について突き詰めて発言しませんが、ようやく一つの区切りがついた形でしょうか。

一つの結果が出たけれど、本村さんの亡くした奥さんお子さんやが返って来るわけでもない。
そこになんとも言えず哀しみを感じてしまう。

18歳になって30日程度の元少年に「死刑」の判決が出るほどの事件の内容であった事や、裁判の経緯で無期懲役になると思っていたであろう元少年及び弁護士の手紙や言動であった今回の事件。
検察側が弁護側の意見や新事実について「荒唐無稽な弁解に過ぎない」とし、裁判官も弁護側の主張を退けましたが、まさしくその通りだと思います。

今後の少年犯罪における量刑の問題に一つの指針が出来たといって良いかもしれませんね。
ただ、死刑はあって然るべきだと思いますが、死刑の判決をするにあたっては慎重な議論が為されるべきという事は変わらないし、そうでなくてはならないと思います。
(※あまりにも今回の裁判の際に死刑反対論者の弁護団が付くのはいかがな物かと思いますが。)
行われるであろう最高裁においても、今回の判決を踏まえた上での判決が出るかと思います。
ただ、それが出たとしても安易に喜ぶ事が正直出来ませんね。

死刑が行われようと本村洋さんの奥様やお子様は帰ってきませんし、もしもこうした事件が無かったなら、今頃は良いお父さんとして楽しく過ごせていたのだと思うとやりきれない気持ちでいっぱいです。

この裁判が終わった暁には、これからの人生において自分の幸せに向かって欲しいと思いますし、天国にいる奥様やお子様も、きっと本村さんには幸せに過ごしてもらいたいと思っておられることでしょう。
その時にはどうぞ地球上の幸せが彼に降り注ぐ事を願ってやみません。

その日が来る日まで、まだしばらく辛い日々は続くかと思いますが、どうか負けないで頑張って欲しいと心から祈っています。

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