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ニホンウナギが絶滅危惧種に・・・。漁獲量はピーク時の15分の1

環境省は漁獲量の減っているニホンウナギが生息数が激減し絶滅の危険性があるとして、「絶滅危惧種」に指定することを決めました。
ニホンウナギの漁獲量はピーク時の15分の1に落ち込んでおり、養殖用の稚魚の漁獲量も大幅に減っています。
そうしたことから環境省は絶滅のおそれがある野生生物をまとめている「レッドリスト」で絶滅の危険性が2番目に高い「絶滅危惧IB類」に指定しました。
レッドリストに法的強制力はなく、捕獲や取引が制限されないものの、専門家は今回の指定をきっかけに保全対策を進める必要性があると指摘しています。

ニホンウナギが絶滅危惧種に・・・。漁獲量はピーク時の15分の1

うなぎも日本を代表する料理があり、ほとんどが日本で消費されることを考えても、これ以上、うなぎが減らないような対策をしていかないと、うな重やうなぎの蒲焼やひつまぶしが食べられなくなる日が来るのは、そんなに遠い話ではないかもしれませんね。
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台湾、日本向けのオオウナギを養殖する技術の確立急ぐ

台湾では、「ニホンウナギ」の稚魚が不漁で、うなぎの養殖から撤退する業者が増えているとして、「オオウナギ」という別の種類のうなぎを日本市場向けに養殖する技術の確立を急いでいるそうです。
オオウナギは中国や台湾では薬膳スープの材料として人気ですが、普通のうなぎに比べて不味いというのが通説ですね。
日本ではそもそもオオウナギは天然記念物ですので、日本のオオウナギは食するのは駄目なんでしょうが、台湾では北部にある水産試験場が3年前から本格的に研究を進めていたり、養殖の環境が整っていたのですね。
オオウナギは本来1匹1キロになるまで育てますが、蒲焼きにしやすい200グラム程度の大きさで商品化が出来ればニホンウナギの代替品になると期待されています。

台湾、日本向けのオオウナギを養殖する技術の確立急ぐ

愛媛県のうなぎ輸入業者と北九州市でうなぎ料理店を営む人が台湾を訪れ「白焼き」のオオウナギを試食したところ、やはりニホンウナギよりも身も皮も固く、香りが弱いそうで、オオウナギは白焼きよりも蒲焼きにしたほうがよく、タレの味も濃い目のがよいという意見が出ているようです。

また、ウツボやアナゴといったうなぎに似た魚や、オーストラリアのタスマニア産のうなぎなども、これから注目されることになるのでしょうね。
しかしながら、台湾や中国やアメリカから輸入したうなぎでは過去に化学薬品などが検出されるなどの事故が起きており、海外製のうなぎの場合は輸送費などのコスト以外にも、そういった安全面でのリスクもはらんでいるといえます。
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