参議院予算委員会で日本維新の会のアントニオ猪木議員が「日本の北朝鮮外交について」質問する際に「元気ですか!」と大声を出し「元気があれば何でもできる。質問もできる。猪木の常識、世間の非常識と申しますので、すみません」と発言しました。
このアントニオ猪木議員の「元気ですか!」について、アントニオ猪木議員の質問の後に山崎力参院予算委員長は「最初のご発声は元気が出るだけでなく心臓に悪い方もいらっしゃると思いますので今後はお控え願いたいと思います」と注意しました。
アントニオ猪木議員は北朝鮮で親善勲章第1級を授与された際にも「元気ですか!」とやって驚かせていましたねw
「猪木の常識、世間の非常識」のアントニオ猪木議員ならやりかねないことですが、このことは本当にどうでもいい問題であったりします。
それよりもアントニオ猪木議員が北朝鮮と干与しており、これを政治活動としている事のほうが重要な案件ですよね。
1994年の参議院議員時代にアントニオ猪木議員は金容淳の招きで北朝鮮を訪問し、師匠の力道山の娘、金英淑(当時の北朝鮮のスポーツ省大臣の嫁)や何人かの要人と会っており、以降20回以上北朝鮮を訪問しています。
北朝鮮は核・ミサイル開発に関する問題で国連などから制裁されており、日本は国連とは別に独自の制裁をしていますが、アントニオ猪木議員は2013年に参議院議院運営委員会理事会に訪朝不許可を受けましたが、これに反発し訪朝を実行したために参議院議院運営委員会理事会は懲罰動議が可決、参議院本会議で登院停止30日とすることに維新を除く賛成多数で可決しました。
在日でも日系人でもなく日本人として北朝鮮とパイプを持っている人は限られているわけですが、日本は北朝鮮による拉致問題などの問題が山積しているのですから、アントニオ猪木議員がいくら個人的な訪朝とはいえ、勝手に日本の政治家が北朝鮮と関係をもつことは迷惑でしかないのですね。
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