徳島市の児童養護施設に24日、ムスカ大佐と名乗る人物からランドセルなどの贈り物が届きました。
阿波国慈恵院ではランドセルの数と同じ8人が来年の春小学校に入学する予定だそうです。
午後6時半ごろ呼び鈴が鳴って職員が玄関に向かったところ、30歳前後の男性がランドセル8個と「風の谷のナウシカ」のDVD1枚を置いて走り去りました。贈り物にはアニメ「天空の城ラピュタ」の登場人物「ムスカ大佐」を名乗る手紙が添えられ、「ちょっと早いクリスマスプレゼントだと思ってとっておきたまえ」と書いてありました。
施設には、去年もムスカ大佐からランドセルなどが贈られています。
いわゆる「伊達直人」を名乗る正体不明の人物から、群馬県中央児童相談所へランドセル10個が送られたことを皮切りに、全国の児童養護施設にランドセルを届ける人が増えました。
今年も「タイガーマスク」もランドセルを届けているようですね。
【児童養護施設にランドセルの贈り物 | NNNニュース】
2012/10/12
【今年もタイガーマスク、ランドセル24個届く 横浜 :日本経済新聞】
横浜市の港北、神奈川、鶴見の3区役所に11日、漫画タイガーマスクの主人公「伊達直人」を名乗る人物からランドセル計24個が届いた。送り主は、宅配便の記録から神奈川県内に住む同一人物とみられ、各区役所は市内の児童養護施設などの子供たちに贈る予定。
【朝日新聞デジタル:悪役「ムスカ大佐」からランドセル 徳島の児童施設に – 社会】
手紙には「ちょっと早いクリスマス。君達にはこれをつける権利がある。お礼は15年後、後輩達に届けてあげたまえ」とあった。
タイガーマスクならぬ「悪役」の善意を不思議に思った職員が調べると、「2ちゃんねる」で文面を練り上げる議論を発見。職員は「匿名の人たちの善意」に感激しきりだった。