川崎市幸区の私立小学校で6日午後1時45分ごろ、小学6年生の男子児童(11)が4階のトイレから転落する事故がありました。
担任の教諭が校舎裏側の地面に倒れているのを発見し、同校の教頭が119番しました。
男子児童は病院に搬送されたが、意識不明の重体ということです。
川崎市教育委員会によると、午後1時40分ごろ、帰りの学活を終えた後で児童たちが別の教室で委員会活動をしている間、宿題を忘れた男子児童と男性担任(28)が宿題を忘れた児童2人を教室に残して話をしていたところ、うち一人の男子児童が教室を飛び出し4階のトイレに入ったそうです。当時トイレには他に誰もおらず、窓には高さ20センチ程度の落下防止板が設置されているため、神奈川県警幸署は男子児童が自分で飛び降りたとみて調べています。
多くの報道では『5時間目の委員会活動中で、図書委員だった男児は、委員会活動に入る前に男性担任と1対1で話をしていた。』と報じていますが、読売新聞によると帰りの学活を終えた後の出来事であり、委員会活動前の学活中にも担任はこの男子児童に「宿題をなめんなよ」と注意。男子児童は「俺は飛び降りてやる」と話していたという同級生の話を報じています。
日テレのスッキリ!では『意識が回復次第事情を調べる』というような報道がありましたが、男子児童とと男性担任の1対1と報じていた報道の一つですから、どのくらい情報の正確性があるのか分かりません。
ともあれ、男子児童がどういう学校生活をしていたとか、指導の体制に問題がなかったのかも含めて、学校側は取り組まなくてはいけません。
あわせて、誰も見ていないところで起きた事故なのですから、突発的な行動の原因を調べる必要があるのでしょうね。
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