25日午前5時ごろ、岩手県一戸町平糠の大志田ダムの湖岸で近くに実家がある小泉光男・岩手県議(56)がぐったりしているのを通りかかった人が発見し通報、県警二戸署によると既に死亡しており、自殺の可能性が高いと見られています。
自殺した県議はブログに、盛岡市の県立中央病院を受診した際に番号で呼ばれたことに腹を立て「刑務所に来たんじゃない」「会計をすっぽかして帰ったものの、まだ腹の虫が収まりません」「こちらは15,000円以上の検査料を支払う、上得意のお客さんだぞ」などと暴言を吐いたと書き込んでおり、2012年5月にも病院で診察料を支払わず帰っていた記述が見つかるなどし、ブログには批判が相次ぎ炎上していました。
後援会幹部は「先週末、小泉さんから『元気がなくなりました。何も食べられません』と電話があった。騒動を気にして思い悩んでいるようだった」と話しており、24日夜には県議の妻から「夫の携帯に電話してもつながらない」と相談があったとしています。
県議はブログが炎上した際、記事を削除して謝罪としていましたが、かえって炎上に油を注ぐことになりました。また、マスコミが報じるまで公で謝罪していませんでした。
自殺すれば許されるという風潮がありますが、病院を批判していた人物が批判される側になった背景があります。
ブログが原因での自殺だということなら、一番無責任で身勝手で卑怯な逃げ方であり、大変残念な決着のつけ方であったと思います。
同期当選で、同じ無所属の清水恭一県議は「小泉さんはブログのことを随分悔やんでいた。これから行動で示して頑張ろうという話をしたのに」と話しているそうです。
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