朝日新聞が虚構新聞を取り上げて報じているのですが、５月１４日の虚構新聞で更新された「橋下徹・大阪市長が小中学生にツイッター利用を義務化」では、ウソ情報と知らずに橋下市長に怒る人や「デマを拡散させるな」といった虚構新聞への批判のほか、「ジョークが分からない人が多すぎる」「釣られる（だまされる）方が悪い」という意見があり、賛否両論が渦巻いたとしています。
虚構新聞の中の人UK氏は「何でこの記事が騒動になるのか意外だった」と振り返る。騒動直後は「滝のように流れるツイートをただ眺めるしかなかった」と、心労から食欲が落ち、体重が減ったと明かしていますが、知らんがな。
【虚構新聞を巡る意見の食い違い例 – Fun heureux】
この朝日新聞の記事に対して「朝日新聞社、虚構新聞社のＴＯＢに前向き」という記事が更新されています。
文字の反転をすると『これは嘘ニュースです』という文字が出てくるのですが、白系の色(カラーコード#fefefe)で書かれているから一見して嘘ニュースとは分かりません。
また、以前から言っていますが、虚構新聞はTwitterで拡散されることも多いサイトですが、タイトルに虚構新聞と書かれていません。
よくリンク先に書かれていると言われていますが、<title></title>に虚構新聞と書かれていないのは、虚構新聞を知っていてもそのサイトに訪問してしまうとか、タイトルの内容だけが独り歩きすることもあるので改善して欲しいものです。
そういうのがあってTwitterには載せませんしはてなブックマークも、見に行くことすらしなくなりました。
【朝日新聞デジタル：〈ニュース圏外〉何か変、読むと…ネットの「虚構新聞」 – 社会】
「橋下徹・大阪市長が小中学生にツイッター利用を義務化」（５月１４日）
市内の小中学生に使い方を学ばせ、１日１回のツイート（つぶやき）を義務づける、という記事はツイッターなどを通じてまたたく間にネット上に拡散した。
１日１．５万件の同紙サイトへのアクセスも１０万件に急増。サイトが見られなくなる「炎上」状態に。
「橋下氏の売名行為だ」と記事を真に受けた怒りや、「デマを拡散させるな」「ウソならウソと書け」との同紙への批判のほか、「ジョークが分からない人が多すぎる」「釣られる（だまされる）方が悪い」との意見もあり、賛否両論が渦巻いた。
３日後、虚構新聞は、「当たりさわりのない無難な記事では、期待されている役割を放棄することになる」と、今後もうそ記事を発信し続ける方針を表明、沈静化していった。「張本人」の橋下市長からは抗議はなかった。
虚構新聞の社主と名乗る「ＵＫ（ユーケー）」氏を取材した。滋賀県に住む３０代前半の塾講師の男性だった。「何でこの記事が騒動になるのか意外だった」と振り返る。騒動直後は「滝のように流れるツイートをただ眺めるしかなかった」と、心労から食欲が落ち、体重が減ったと明かす。騒ぎを起こすつもりはなかったという。
