スーパーのうずらの卵からヒナ鳥をかえす実験の矛盾

「デイリーポータルZ」にてスーパーで売られているうずらの卵から雛を孵す実験をしているが、「可愛い」「感動した」という意見の中、「命を粗末にするな」といった反対の意見も出ています。

@nifty:デイリーポータルZ:スーパーのうずら卵から、ひな鳥ピヨピヨ!
スーパーのうずらの卵からヒナ鳥をかえす実験の矛盾

Tomoも子供の時に布団の中で卵を温めてかえそうとした経験があるけれど、ちゃんと孵す環境と作業をすれば卵は孵るという事と、スーパーで売られている卵なのに有精卵も含まれているというワクワクと驚きと感動があった。

途中までは。。。

ただ、今回は実験だからか、孵す作業の途中段階で卵を割って中を見たりしているのですが、そのままいけば数日後にヒナとして孵っていたかもしれない「卵の中身」を見て、少々腹正しさを覚えたのが今朝の4時ごろ。

その時のTomoの考え。

はてなブックマーク – @nifty:デイリーポータルZ:スーパーのうずら卵から、ひな鳥ピヨピヨ!

命と食べ物を粗末にするやつは大っきらいだ!ゆーやみせー/ひな鳥のその後が気になる/後日談…死んどる。/ブラックジャックの瀕死の死刑囚生き返らせてまた死刑にされたの思い出した。「どうして助けたんだ!」

そして今朝、後日談として雛は死んだ事と、これからまた実験するという事を見た上での感想。
以下の後日談の所にTomoがコメントをしていますが、この件は「命を取り扱う実験」ゆえに、反対意見が発生するのも真理であり自然な心理という事です。

まさゆき研究所 『スーパーのうずら卵から、ひな鳥ピヨピヨ!』(@DPZ特集)

はてなブックマーク – まさゆき研究所 『スーパーのうずら卵から、ひな鳥ピヨピヨ!』(@DPZ特集)

実験動物というのは必要なことかもしれないが、そこから得る物は実験結果だけでなく「失ったもの」にも大切なものがあると思う。

生き物の特徴を知る上で、実験や飼育など生物に接するのが一番分かりやすく感じるものがある。

そこで得られる物は感動であったり、実験としては動物の生息や特徴のデータが得られるが、それ以外に、生き物は死ぬ事もあるということから受ける「何か」を考える機会でしょう。

ただ、「可愛い」とか「感動した」という事も大切、「実験だから」と割りきるのも大切。

しかし、もっと大切な何かを感じたり考え、それらを理解し共有する事がもっと大切だと思いますよ。

反対意見を叩き潰すことじゃない。

実験動物でペットじゃないという人もいますが、命を取り扱うという事は、そうした矛盾した相反する意見が起きる事を考えてみてはいかがでしょうか。

命が軽すぎる世の中だからこそ、そういう機会は増やすべきだと思います。

イヌネコの殺処分に立ち会った、人間には「看取る責任」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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