【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

春になると景色も木々が芽吹いてお花も咲いて色鮮やかになってきます。
着るお洋服も明るい色のものや軽い素材の物を選んだりしますが、髪型もふわふわとしたパーマや、髪の色も明るい色が服装とあわせやすくなります。

今回は、髪の色によってどれくらい印象が違うかを、雑誌のモデルさんの髪の色を変えた物を幾つか用意したので見比べて検証してみたいと思います。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例
【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例
【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例
【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例
【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例
【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例
【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

まずはじめに、髪の色というのは、その人によって肌の色や瞳の色が違うように、それぞれの人の生まれつきの髪の色というのがあります。

これは確かに、元々の髪の色は自身にあい易い事もあるのですが、例えば髪型や顔の表情は、髪の色を変える事によってかなり印象が変わります。

これは化粧の仕方や服装・服の色の違いによって、その人の印象を良くする「似合う色」と、その人の印象を冴えなくする「似合わない色」というのがあります。

ここでは詳しく書きませんが、似合う色というのは大きく分けて4つあり、それぞれを「春夏秋冬」の四季のグループになぞらえて、各々の似合う色を見つけます。

↓下に似合う色の区分けを書いてあります。
自分に似合う髪の色を見つける – CUTPLAZA 【ヘアカラーリング】

今回使用した雑誌のモデルさんは、今日買った「non-no (ノンノ) 2009年 3/20号」の表紙の岸本セシルさん。

non-no (ノンノ) 2009年 3/20号 [雑誌]

ちょっと子供っぽい可愛らしい印象の顔立ちで、色の白いお人形さんのようなモデルさんです。
この岸本セシルさんはまだお若いのだと思われるので区分けが春のグループに近いですが、
瞳はちょっとだけ明るくて肌が白いのですが、ちょっとだけ黄色よりの肌の色なので、
「夏のグループ」として考えて良いと思います。

夏のグループの方は優しい柔らかな印象。

青みがかった色味や、柔らかな印象を引き立てるパステル調の明るく薄い色味が似合います。

ちなみに雑誌の髪の色味はちょっとアッシュが混じったようなブラウン系統の明るい色で、とてもよく似合っています。

では、こうした色味を色んな色に変えるとどんな印象になるのか、またその特徴を以下にて解説していきます。

様々な髪の色味とその特徴

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

■アッシュ系ブラウン

明るいアッシュ系のブラウンは、ただ明るいブラウンではなく、髪の色味に深みを出し、外国人の髪のような、柔らかい質感も出す事が出来ます。
また、中明度の地毛よりも少し明るいナチュラル寄りのアッシュ系なので、フェミニンな印象も出す事が可能です。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

■レッド系ピンクブラウン

「夏のグループ」なので、青みがかったレッド系の色味にしてみました。
ピンクブラウンは一見派手なイメージになりそうですが、中間レベルの明度でかつ、レッド・ワイン・アッシュといった色味の場合には、クールな印象付けをさせる事が可能です。
よってタイトな髪型と組み合わせると、よりシャープで都会テイストを引き出すことも出来ますし、カールを持たせたヘアとの組み合わせで適度にシャープ感が適度になってディテールに柔らかさを出せます。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

■イエロー系ブラウン

黄色系の色味を髪の毛で表現する際に、最も難しいのが「いかに痛んで見えなくしつつ、イエロー系にもっていけるか」ですが、ある程度赤味を削りつつ、黄色味を強調させる事が必要な色になります。
よって、ある程度明るくする必要があるのですが、高明度のイエローやオレンジは、ロマンティックな印象付けをする事が出来ます。
黄色系の色味なので、春のグループか秋のグループが相性が良く、夏や冬のグループの人の場合色味を深くするか明るさを抑える必要があります。
ちなみに若い人の場合、黄色側の明るい色でも大丈夫な場合が多いですが、ある程度年齢を重ねると肌がくすんで見える場合があります。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

■ナチュラル系ブラウン

明度は中間から少し下の暗いブラウンで、赤味や黄色味も控えめのオーソドックスなブラウンです。
シックで落ち着いた大人の雰囲気を出す事が出来る色合いで、シャープ感やインテリジェントやクラシックな印象付けが出来ます。
黒髪よりも柔かい印象を持たせつつ、落ち着いた雰囲気を出せますから、仕事上信頼を必要とする人に最も良い明るさの色合いで、多くの人から好感を得やすい色味であるといえます。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

■ダーク系ブラウン

黒髪より少し明るい色味は、都会的で洗練された雰囲気のシャープ感と、知的で落ち着いた雰囲気のコンサバ的な印象を出す事が出来ます。
落ち着いた雰囲気に優しさを出しやすいですが、その奥に意志の強さや理性的な印象をかもし出す事が出来る色味です。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

■ブルーブラック系

「カラスの濡れ羽色」というくらい、真っ黒でツヤのある髪の色を印象付ける事が出来ますが、本来このような真っ黒な髪の色味は日本人でも少なくなってきました。
よって、このような色味にする場合、もとの黒髪をさらに黒くする必要がありますので、低明度の暗いブラウンかブルーベースのブラックを使用して染める事になります。
ツヤ感が出て肌の白さを際立てる色味ではありますが、見た目の印象はどうしても暗い色味なので「重さ」が出てしまいます。
よって、シャープなスタイルの髪型や服装などに限定される色合いとなります。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

ダーク系アッシュブラウン

最近、地毛がこの位の明度の色合いの人が増えてきています。
アッシュはオレンジ味を消しますから、深く落ち着いた印象を出す事が出来ますので、クラシックでシャープよりな雰囲気を出せます。
少し柔かい色味でスタイルによってはやわらかさも演出しやすい色合いとなっています。

【カラーリング】髪の色を変えると印象がこれだけ変わる例

マット系ブラウン

イエローベースにマット感を出したブラウンで、マットな質感を出す為に緑味のあるブラウンを使います。
この色味を出すには赤味を削り黄色からオレンジ系のアンダーカラーにしてから出す事が必要になりますので、高明度のブラウンになります。
柔かい外国人のようなカールスタイルを出すに相応しい色味で、華やかでロマンティックやキュートな印象付ける事が出来ます。

髪の毛も色んな色味にする事で、服装との組み合わせや演出や生活の中での印象もガラリと変える事が出来ます。
こうした髪の色味を変えると気は化粧栄えや服装の印象を変えてしまう事もあるので、そうした事柄も踏まえて色んな色のカラーリングを試してみるのも楽しいのではないでしょうか。

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