「福島(原発事故)の影響」発言の司会者に川島永嗣選手「福島には、いまだに家に帰れない人もいるんです。世界中の人々が日本を救って欲しい」

日本代表のGK川島永嗣選手はフランス国営テレビが川島永嗣選手の腕が4本ある合成写真を映し、司会者のローラン・リュキエ氏が「福島(第1原発事故)の影響」と発言した事について、「冗談にもならない」と反発し、「福島には、いまだに家に帰れない人もいるんです。世界中の人々が日本を救って欲しい」と話しました。

私たち日本人にとって、それは冗談では済まされないことです。非常に悪いジョークだ。福島には今でも家に帰れない人がいる。家を失ってしまった人もいる。私だけでなく、日本にとって、重要な問題なのです。世界中の人々に、日本を救って欲しい。

原発の被害は、目に見えるものではない。常におびえている人がいる。子供たちは外で遊ぶこともできず、心おきなく(サッカーの)練習もできない。当たり前のことが、当たり前にできない。復興だけでなく、心の傷は簡単には癒えないのです。

今回の出来事は、日本人がどうあるべきかを示す機会にもなる。僕がどう考えているか、しっかり主張をする。今まではなかったことかも知れませんが、これからの日本人はどうあるべきか。それを伝える責任がある。サッカー以外でも、行動を起こしたい。

常に一緒だということを忘れないでほしい。日本人のメンタリティーは世界に誇れるものですから。

川島永嗣選手が腕4本の合成写真で仏テレビ番組司会者「福島(第1原発の事故)の影響ではないか」と発言 | CUTPLAZA DIARY川島永嗣選手が腕4本の合成写真で仏テレビ番組司会者「福島(第1原発の事故)の影響ではないか」と発言 | CUTPLAZA DIARY
川島選手に「福島(原発)の影響」発言でTV局社長と仏外相謝罪も、司会者「ばかげた議論だ」 | CUTPLAZA DIARY川島選手に「福島(原発)の影響」発言でTV局社長と仏外相謝罪も、司会者「ばかげた議論だ」 | CUTPLAZA DIARY

ところがローラン・リュキエ氏は批判に対して謝罪をするどころか「ばかげた議論だ」と言ってみたり17日にもラジオで「コップの中の津波のようなもの。フランスのテレビが何をするかを決めるのは日本じゃない」と発言したといいます。

仏司会者また暴言”川島問題”は「コップの中の津波」 ― スポニチ Sponichi Annex サッカー仏司会者また暴言

 フランスのラジオ局「Europe 1」の17日の番組の中で「私は日本で(シャンソン歌手の)ミレイユ・マチューより有名になったようだね」とジョークを飛ばした上で、「コップの中の嵐」をもじって「コップの中の津波のようなもの。フランスのテレビが何をするかを決めるのは日本じゃない」と日本側の抗議を取るに足りないものと切り捨てた。

 テレビ局側はパリの日本大使館に謝罪を表明しているが、当の本人は謝罪を拒否した上に問題発言を繰り返しており、波紋はさらに広がりそうだ。

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