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福島原発1時間最大2億ベクレル放出、事故後1000万分の1

東京電力は17日、東京電力福島第一原子力発電所の原子炉建屋から1時間あたり最大で推定2億ベクレルの放射性物質が出ていると発表しました。これは事故直後の3月中旬と比べると1000万分の1に減ったことなり、敷地周辺での被ばく線量は年間0.4ミリシーベルトと試算しています。
結果的に放出されている放射性物質の量は減っているとしながらも、放出量を0まで減らす為のカバーなどの設置を急がなくてはいけない状況です。

緊急解説! 福島第一原発事故と放射線 (NHK出版新書 353)
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1~4号機の循環型冷却装置が稼動し水温が40度以下になっている為、ステップ2の目標は達成できたと評価し、原子炉については10月半ば~来年1月半ばに原子炉を「冷温停止」にする目標となっています。
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民主党・玄葉氏「(除染ごみの処理)福島県内で中間貯蔵を」

民主党の玄葉光一郎政調会長(国家戦略担当相)は除染ごみの処理について「市町村で仮置きした後、容積を減らす処理をした上で県内のどこかに中間的に貯蔵するべき」と発言したとのことです。
先日は細野大臣「放射性物質で汚染された瓦礫の最終処分は福島県外で」との発言もあり、今後の福島県内で出る放射性物質により汚染された災害ごみの処理に注目されるところであります。

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細野大臣「放射性物質で汚染された瓦礫の最終処分は福島県外で」 | CUTPLAZA DIARY
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細野大臣「放射性物質で汚染された瓦礫の最終処分は福島県外で」

細野大臣は13日、福島の放射性物質で汚染された瓦礫の最終処分は県外で行う考えを示しました。東日本大地震の被害を受けた被災地の一つであり、原発事故により放射性物質で汚染された福島の瓦礫の処分について細野原発事故担当大臣は「一時的に福島県内の市町村で保管することになるものの、最終処分の場所は福島県外とする方向で検討したい」という考えを示しました。

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被災地の瓦礫の処分においては、地震や津波によりかなりの数の瓦礫があるため、被災地ではその瓦礫の保管場所や処理能力が無くなっているため、処分までを被災地だけで行うのは難しいということがあるのでしょう。
ひとつ気になるのは、この細野大臣の仰っしゃる「最終処分の場所は福島県外とする」の部分ですが、除染はその場や県内で行うという部分が抜けているのだと予想しますが、報道でどのように受け取られ質問はなかったのかが気になります。

※日本赤十字社は東日本大地震の募金を9月までしています。引き続きご協力をお願いいたします。
募金情報まとめ – 平成23年東北地方太平洋沖地震 http://htn.to/vcNKMi / はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/entry/sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin 平成23年東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
募金情報まとめ - 平成23年東北地方太平洋沖地震

【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|東日本大震災義援金を受け付けます
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原発事故処理用のロボット「ASIMO(アシモ)」が開発

原発の内部の作業をホンダのロボット「ASIMO(アシモ)」が担うかもしれません。東日本大地震で被害を受けた東京電力の福島第一原発内の作業で当時、ホンダのアシモが使えないのかという問い合わせがあったそうで、ホンダはその時原発内での作業を想定していない為使用できないというコメントを発表していました。その為、米軍から借り受けたロボットを使用して原発内部の人間が立ち入れない場所での作業をしていました。

着ぐるみロボット アソボー
BB戦士 ガンタンク (221)

アシモの腕で様々な作業を人間に変わって行うことを検討中だそうです。
ただし、今までの二足歩行ではなく、タイヤかキャタピラのような足回りとなるようで、いわばガンタンク・・・。
いや、ASIMOタンクみたいな感じになるとのこと。
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福島・南相馬産のセシウム検出の農家から別の牛が9都道府県に流通

セシウム検出の牛と同じ飼料を与えていた別の牛の加工肉が少なくとも9都道府県に流通していた問題で愛媛から徳島、高知のスーパーでは既に販売・消費されているとのことです。
厚生労働省は「継続的に大量摂取しなければ健康に影響はない」としていますが、本来放射能に汚染された食物が流通すること自体が問題であって、こうした事後で安全を訴えても今回の事件により失った国民の食への不信感は拭えないでしょうね。

福島・南相馬産のセシウム検出の農家から別の牛が9都道府県に流通

事の発端は福島県南相馬市の畜産農家から7月に東京に出荷された黒毛和牛の11頭から放射性セシウムが検出されたのですが、こちらは保管して流通していない状態であったそうですが、その前の5月6月にも同じ農家から出荷された6頭の別の牛が少なくとも9都道府県に流通し、一部が販売・消費されているとのことです。

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愛媛新聞によると『5月30日に東京都の屠畜場で処理された肉を、都内の食肉卸業者が6月4日に17.6キロ仕入れた。この業者は6日、肉をスーパーのフジに(松山市)販売。フジは8日、高知と高松の店舗1店に8.8キロずつ卸したという。肉は真空パックで冷凍保存され、賞味期限は7月12日。徳島県は11日、阿南市のフジグラン阿南では「和牛切り落としパック」として200~300グラムに小分けし、6月10~12日に完売したと発表した。「食肉は消費されている可能性が高い」として回收や検査はしない方針』と報じている。
フジによると販売した店舗で張り紙をするなどして客に告知するとしているが、これは何処が責任を取るべき事案になるのかがはっきりしていない。
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