毎日新聞、現存しない切り株の桜「見頃」の記事 テレビ朝日、花見ニュースに津波画像使用

毎日新聞は10日の茨城県版の記事で県指定天然記念物の桜の見頃を伝えましたが、現在は昨年9月の台風で根元から折れており、現存していない桜の見頃を迎えたという虚偽の記事を掲載した事が分かりました。
また、テレビ朝日は山下公園の花見のニュースを伝える際に、昨年の東日本大震災の際の津波の映像を流していました。
茨城県は毎日新聞に訂正記事を求めており、毎日新聞はおわび記事を掲載するとしています。
また、テレビ朝日広報部によると、特番用に準備していた津波の静止画像が機器内に残っており、これを流してしまった。同部は「視聴者に申し訳ない。細心の注意を払うべきだった」と話しているそうですが、そのようなことがありうるのでしょうか。

毎日新聞、現存しない切り株の桜「見頃」の記事
毎日新聞、現存しない切り株の桜「見頃」の記事

テレビ朝日、花見ニュースに津波画像使用
テレビ朝日、花見ニュースに津波画像使用

昨年、東海テレビは番組中に「怪しいお米セシウムさん」という不謹慎な表示を放送し批判が集中し、スポンサーが降りたり番組が謝罪後に無くなったことがあります。

どちらにしても笑えない虚偽ネタや不謹慎ネタなので、それなりの批判が集まることになるのでしょうね。

毎日新聞、切り株だけのサクラ「見頃」との記事 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)毎日新聞、切り株だけのサクラ「見頃」との記事 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 毎日新聞が10日付の茨城県版で、昨年9月の台風で根元が折れ、現存していない翠巌山向上庵(茨城県土浦市小野)のシダレザクラが見頃を迎えたと虚偽の記事を掲載していたことがわかった。

 毎日新聞社は12日付の同県版で、写真と記事を削除するおわび記事を掲載した。

 記事では「天然記念物を訪ねて」のコーナーで、「たどりついた寺院の境内は花見客でにぎわっていた」「石段を上るにつれて(中略)シダレザクラの角度が違って見え、樹姿の向きと高さが変化するので面白い」などと紹介し、満開になっている写真とともに掲載した。しかし、シダレザクラは現在、切り株だけとなっている。

 毎日新聞社によると、筆者は外部の有識者で、掲載写真は筆者が昨年、撮影したものだった。締め切り日の関係で、現地の確認をせずに記事を執筆したという。筆者は「迷惑をかけた」と話しているという。

 向上庵によると、記事を見て数人の客が訪れたといい、「おいでいただいたのに申し訳ありませんとおわびした。事前の取材はなかった」としている。土浦市教委にも問い合わせが数件寄せられ、同市は11日、毎日新聞水戸支局に対し、「何らかの措置を講じてほしい」と求めたという。

 このシダレザクラは県天然記念物に指定されている。県教委は今年度中の指定解除を検討している。

 毎日新聞社社長室広報担当は「読者の皆様や関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしたことをおわびします。二度とこのようなことがないよう、厳正に対処する所存です」としている。

時事ドットコム:記事の桜、現存せず=写真は昨春撮影、削除-毎日新聞時事ドットコム:記事の桜、現存せず=写真は昨春撮影、削除-毎日新聞

 毎日新聞が10日付の茨城県版に訪問記事を掲載したシダレザクラが現存していないことが分かり、同社は12日、写真と記事を削除するおわび記事を掲載した。執筆した外部の筆者は「締め切り日の関係で、現地を確認せず執筆した」と話しているという。
 記事は県指定の天然記念物を訪ね歩く連載の一つで、土浦市の寺の境内にある推定樹齢300年のシダレザクラを紹介。「寺院の境内は花見客でにぎわっていた」「薄い紅色の花びらを付けた枝が南側の崖に向かって垂れ下がり」などと記し、開花した状態の写真を添えていた。
 実際には、シダレザクラは昨年9月の台風で倒れて切り株だけになっており、写真は昨年春に撮影したものだった。

台風で折れた桜「花見にぎわう」毎日記事に土浦市、訂正要求:茨城新聞ニュース台風で折れた桜「花見にぎわう」毎日記事に土浦市、訂正要求:茨城新聞ニュース

毎日新聞が10日付県版に、昨年9月の台風で根元から折れた県指定天然記念物シダレザクラ(土浦市小野)について、現在も折れずに花を咲かせ、花見客でにぎわっているように書いた記事を掲載していたことが11日、分かった。市は同日、同社に訂正を求め、同社は12日付でおわび記事を掲載する。

記事は、県内の天然記念物を訪ね歩く内容の連載で、外部の有識者に執筆を依頼。通算35回目の今回は同市小野の寺院「向上庵」境内のシダレザクラを取り上げた。

市教委によると、シダレザクラは1972年に県天然記念物に指定。推定樹齢300年超。樹高約10メートル、幹回り約3・1メートルだったが、昨年9月21日の台風で地上約5センチのところから斜めに折れ、現在は切り株状になっており、天然記念物指定解除が検討されている。

これに対し、記事は「境内は花見客でにぎわっていた」「樹姿の向きと高さが変化するので面白い」など、シダレザクラが折れずに花を咲かせているように表現し、開花した写真も掲載していた。

向上庵は「記事を読んで来られる方がいて、お気の毒だと思う。こちらも迷惑している。事前の取材はなかった」と戸惑っている。

毎日新聞社によると、掲載した写真は筆者が昨年撮影したもので、締め切り日の関係で現地の確認をせずに記事を執筆した。筆者は「迷惑をかけた」と話しているという。

同社社長室広報担当は「極めて遺憾です。記事は削除します。読者の皆さまや関係者の方々に多大なご迷惑をおかけしたことをおわびします」などとするコメントを出した。

朝日新聞デジタル:花見ニュースで津波画像 テレビ朝日、誤って流す – 社会朝日新聞デジタル:花見ニュースで津波画像 テレビ朝日、誤って流す - 社会

 テレビ朝日が7日に放送した「ANNスーパーJチャンネル」で、東京・上野公園の花見の様子を報道する際に誤って、東日本大震災の津波の静止画像を14秒間流していたことがわかった。番組内でキャスターが謝罪した。

 テレビ朝日広報部によると、特番用に準備していた津波の静止画像が機器内に残っており、これを流してしまった。同部は「視聴者に申し訳ない。細心の注意を払うべきだった」と話している。

「怪しいお米セシウムさん」 東海テレビ番組中に不謹慎な表示

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