国連委「福島第一で死亡の6人、放射線被曝とは関係ない」

東日本大震災で事故にあった東京電力福島第一原子力発電所の作業員ら6人が事故後に死亡している問題で、国連放射線影響科学委員会は23日、「作業員6人が事故後に死亡しているが、いずれも放射線被曝とは関係していない」との初期評価を発表しました。
福島第一原子力発電所の死亡した作業員のうち、急性白血病で死亡した40代男性についても「作業開始から死亡までの期間が短く、被曝との因果関係はない」としています。

福島原発の闇 原発下請け労働者の現実
福島原発の闇 原発下請け労働者の現実

抗がん薬や放射線などの治療のあとで起こる「二次性白血病(にじせいはっけつびょう)」というのもありますが、多くの白血病は原因が分からないとのことです。

ちなみに福島第一原子力発電所の収束作業中にあたっていた60代男性が心筋梗塞で死亡していますが、こちらは労働基準監督署が労災認定(過労死)を認めています。

放射性物質や放射線による影響を不安視する人にとっては、これらの死亡した作業員も問題は、どんな否定の言葉も信じられなくしているようです。

ともあれ、あのような過酷な現場では過労死が起きやすい状況であることなのかもしれませんね。
そのことは今後、改善されなくてはいけません。

福島第一で死亡の6人、被曝とは無関係…国連委 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)福島第一で死亡の6人、被曝とは無関係…国連委 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

東京電力福島第一原子力発電所事故で放出された放射線が環境や人体に及ぼす影響について調査している国連放射線影響科学委員会(事務局・ウィーン)は23日、「作業員6人が事故後に死亡しているが、いずれも放射線被曝とは関係していない」との初期評価を発表した。

 初期評価は、ウォルフガング・ワイス委員長の声明の形で出された。死亡した6人のうち、昨年8月に急性白血病で死亡した東電協力企業の40歳代男性については、「作業開始から死亡までの期間が短く、被曝との因果関係はない」とした。

 同委員会は、さらに分析を進め、来年末までに国連総会に報告書を提出する。

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