反日デモが集まった中国の日本総領事館が入居する大型高級ホテル「花園酒店」に「理性愛国、反対暴力」というプラカードを持った学生らが集まり、デモ終息後にゴミを拾い始めたとのことです。
反日デモで日本人や日本のデパートや工場を襲撃し品物を強奪していた中国人たちがいましたが、中国人が働いている店舗に襲撃しているという状況だったりします。
反日デモをしているのは一部の中国人であって、中国人でも暴動が怖いとかおかしい事がわかっている人がほとんどなのですね。
それは分かっているけれど、イオンが破壊と略奪の結果25億円の被害が出たり、パナソニックの工場が放火されて3つの工場が骨だけになった事については、中国人がそれらを賠償すべきで、ゴミ拾いをしたこととは別に考えなければいけません。
ジャスコやパナソニックは中国にどれだけの寄付をして学生や中国に貢献していたか知らない20代の中国人が襲撃しているのです。ジャスコの社長は「デモではなくテロリズム」だと話しています。
日本人が暴行されたり、日本車に乗っていた中国人が襲われて重傷を負ったなんてひどいとしか言いようがありません。
ゴミ拾いをしている中国の学生の行為は立派でとても好感が持てますが、必ずしも日本に対して向けられたメッセージではなく、中国人の蛮行に対して冷静さを求めているものです。
こうした声が中国で出ていても、このゴミ拾いをした中国の学生の写真を貼った中国人のミニブログは削除されているようですので、他の人に賛同が出たのかは分かりません。
また、この中国人の写真を紹介した日本人の方も、「尖閣諸島なんて沈んでしまえばいい。」と発言していたりして残念な感じがします。
問題は、中国が日本の領土を中国の領有だと主張しているところにあります。
仮に尖閣諸島が無くなったとしても、中国は沖縄も中国の領有だと主張を始めています。なんの解決にもならないのです。
また、なにか不満があるからと言って、店を襲撃したり日本車を破壊したり、人を傷つけたり品物を強奪したり、放火をしてもいいことにはならないのです。
中国外務省は「責任は日本が負うべき」と発言したそうですが、それは間違っています。そうした中国人による酷い仕打ちに対して、中国国内で批判や冷静さを求める声が出るのは当然であり、中国人が解決すべき問題でもあります。
侵略行為や暴力行為といった犯罪行為は別で考える必要がありますし、中国はこうした暴動に対して対応できない姿勢を続けることは、日本以外の国にも不信感を抱かせることに繋がります。
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