ロシアの火星探査機が本日15日夜から明日16日朝にも地球に落下

ロシアの火星探査機が本日15日夜から明日16日朝にかけて地球に落下するとロシア宇宙庁、並びに日本の文部科学省が発表しています。
昨年11月の打ち上げ後のトラブルで地球周回軌道にとどまっていたロシアの火星探査機が地球の大気圏に再突入する時刻は、15日朝の最新の情報ですと
『日本時間の15日午後11時36分から16日の午前7時24分の間』
とされていて、その際に探査機のほとんどが燃え尽きますが、一部が燃え尽きず20から30個の破片(重さは合わせて200キロと推定)となって地上に落下するおそれがあるとしています。

日本に落ちるとか人や建物に当たる確率が今回は出ていないようですが、以前にアメリカのNASAが打ち上げていた人工衛星が地球に落下する際には発表の「3200分の1」という数字で不安の声が出たり、心配しすぎな人が出たりしていましたので、変に数字で示さないほういいのかもしれませんね。ただまぁ、出さなければ出さないで、今までにもいつの間にか日本列島の回りを軍の飛行機を飛ばしていたロシアのすることですので、日本政府や文部科学省は情報には注意しておく必要があると思います。

ロシアの火星探査機が本日15日夜から明日16日朝にも地球に落下

ロシア宇宙庁によると日本周辺の上空を10回通過する可能性があるとしており、それぞれ
『同0時40分頃に東北地方、同2時10分頃に沖縄の北方を通るなど、15日夕から17日未明』
と予測されています。

■追記
ロシア宇宙軍の発表によると日本時間16日午前2時45分、チリ沖の太平洋上に落下した模様です。

ロシアの火星探査機が本日15日夜から明日16日朝にも地球に落下

ロシアの火星探査機が本日15日夜から明日16日朝にも地球に落下
文部科学省 MEXT | Facebook文部科学省 MEXT | Facebook
【衛星落下情報】 ロシア連邦宇宙庁は、火星衛星探査機「フォボス・グルント」が大気圏に再突入する見通しを発表しました。その際、大気圏において衛星が燃え尽きず、日本を含む世界中の広い地域において、一部の破片が地上に落下するおそれがあるとされています。
ロシアの火星探査機が本日15日夜から明日16日朝にも地球に落下

宇宙開発において失敗はつきものなのですが、失敗した際の保険というか対策は何重にもしなければいけないという例ですね。
かといって、一般人にはただ天を仰ぎて心配したりと杞憂するくらいしか術がないのですが。。。

なににしても、こういった折には不安を煽る人も多いものです。
Twitterなどでのネットの噂や情報には冷静に見定めて欲しいと思います。

ロシアの火星探査機、きょうにも落下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)ロシアの火星探査機、きょうにも落下 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 文部科学省は14日、ロシアの火星探査機「フォボス・グルント」が地球に落下する際、日本上空を通る時間帯などの予測結果を発表した。

 ロシア宇宙庁によると、大気圏に再突入する時刻は、日本時間16日午前2時51分頃を中心に、前後1日程度の幅がある。日本周辺の上空は、同0時40分頃に東北地方、同2時10分頃に沖縄の北方を通るなど、15日夕から17日未明にかけて10回通過する可能性がある。

探査機落下の可能性 15日夜以降に NHKニュース探査機落下の可能性 15日夜以降に NHKニュース

破片の一部が地上に落下する可能性がある、ロシアの火星探査機が、大気圏に突入する予想時刻が更新され、日本時間の15日夜遅くから16日の朝の間となっています。文部科学省によりますと、この間に探査機が日本の上空を通過するのは、16日の未明の2回だということです。
去年11月に打ち上げに失敗した、ロシアの火星探査機「フォボス・グルント」は、地球の周りを回りながら徐々に高度を下げていたもので、ロシア宇宙庁が、15日朝に更新した最新の予測では、大気圏に突入する予想時刻は、日本時間の15日午後11時36分から16日の午前7時24分の間となっています。ロシア宇宙庁によりますと、探査機は、一部が燃え尽きずに、20個から30個の破片となって地上に落下するおそれがあり、重さは合わせて200キロと推定されています。この間に、探査機が日本の上空を通過するのは、16日の午前0時40分ごろと午前2時10分ごろの2回と試算されていて、文部科学省は、最新の情報をホームページやフェイスブックで公開するとともに、日本への落下の可能性について分析しています。

露火星探査機、チリ沖の太平洋上に落下 国際ニュース : AFPBB News露火星探査機、チリ沖の太平洋上に落下 国際ニュース : AFPBB News

【1月16日 AFP】ロシア宇宙軍は15日、昨年11月に打ち上げられ、予定軌道に乗れずに地球を周回していた同国の火星探査機「フォボス・グルント(Phobos-Grunt)」が日本時間16日午前2時45分、太平洋上に落下したと発表した。

 国営タス通信(ITAR-TASS)によると、落下地点はチリ・ウエリントン(Wellington)島の西1250キロの太平洋上。

 探査機の重量は13.5トン。ロシア宇宙庁(Roskosmos、ロスコスモス)は先月、20個から30個、計200キロ程度の破片が地上に降り注ぐとの予想を発表していた。(c)AFP/Stuart Williams

ロシア探査機、チリ沖の太平洋上に落下 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)ロシア探査機、チリ沖の太平洋上に落下 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ロシア探査機、チリ沖の太平洋上に落下 : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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