「次長課長」河本準一、記者会見で母生活保護不正受給問題で「甘かった」と謝罪

お笑い芸人コンビ「次長課長」の河本準一さんは25日、母親の生活保護費の受給が適切ではなかったと謝罪しています。この問題は、生活保護を受けている母親の扶養義務を果たしていないという女性セブンが当初匿名で報道したのをきっかけに、片山さつき議員や世耕弘成議員らが名指しでブログで取り上げたり厚生労働省に調査確認を依頼するなどしていました。ネットでも河本準一さんへの批判が集中している状況が続いており、吉本興業が「河本準一に関する報道について」という見解を発表し、「不正受給のそしりを受けるような違法行為は存在しない」なドと反論、批判の声に対しては「本件は個人の重大なプライバシー上の問題で、人権に配慮した対応を望む」と牽制していました。

民法の規定では、親子の関係が極端に悪いなど、何らかの事情で親子関係を絶縁していた場合、扶養を拒否することも可能ともありますが、河本準一さんは著書『一人二役』の表紙で母親とのツーショット写真を披露していたり、テレビなどで仕送りをしていることを明かしていたといいます。

監督責任は吉本興業にあるとしながらも、河本準一さんは個人事業主なので、扶養などについて知らなかった可能性があると言われていました。

生活保護費返却の意志を示した河本準一さんは、約15年前から母親が生活保護費を受給していたことについて「芸人として全く仕事がない時期で、年収100万円もなかった。福祉の方と相談して受給を決めた」と不正なものではないと強調しつつ、一転、収入が増えてからも受給が続いていたという事実は反省しているといい、「非常に恥ずかしいことで、自分の認識に甘さがあった。今に思うと、めちゃくちゃ甘い考えだった」とのべています。

報道を受けて4月から河本さんの母親は受給を辞退していたといいますが、ご自身は生活保護を受け続けているのは問題があることに認識があったのではないのでしょうか。
河本準一さんは記者会見で、今朝電話で「しっかりしゃべってこい」と言われたとのことですが、母親がしっかりしていなかったから息子が困った状況になっているということをしっかり自覚して欲しいと思います。

そして、今問題を期に、別の生活保護の不正受給を受けている人たちを審査・取締できる法律や仕組みが改正される事を願います。

【河本さん母生活保護】次長課長河本さん「甘かった」と謝罪 受給分は全額返還意向 – MSN産経ニュース【河本さん母生活保護】次長課長河本さん「甘かった」と謝罪 受給分は全額返還意向 - MSN産経ニュース

 人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(37)が25日、東京都新宿区の吉本興業東京本部で会見し、母親が最近まで生活保護を受給していたことを明かし、「今になって考えると甘かった。税金を負担してくださっている皆様に大変申し訳なく思っています」と謝罪した。受給した生活保護費は今後、返済するという。

 河本さんをめぐっては、一部報道が、高額の収入がありながら親族が生活保護を受けていたのは「不正受給ではないか」と指摘。自民党の片山さつき参院議員らも、ブログなどで問題視していた。

 これらの指摘を受け、吉本は今月16日に自社ホームページ(HP)上で「河本準一に関する報道について」とする見解を発表。「本件は個人の重大なプライバシー上の問題で、人権に配慮した対応を望む」としていた。

 吉本によると、生活保護費の受給については河本さんが無名の時代に始まったもので、現在は受給はしていないという。

次長課長・河本準一、会見で謝罪 返金を発表 – シネマトゥデイ次長課長・河本準一、会見で謝罪 返金を発表 - シネマトゥデイ

 お笑いコンビ・次長課長の河本準一が母親の生活保護費不正受給問題で25日、東京・新宿にある吉本興業東京本部で会見を行い、受給の経緯と返金を発表した。

 当日、河本は神妙な面持ちで、「申し訳ございませんでした」と母親の生活保護受給の事実を認めた。その後、これまでの経緯を説明すると、「お世話になった分のお金をお返ししたいと思う」と言い切った。

 事の発端は、4月12日に発売された「女性セブン」において、「超人気芸人『母に生活保護』仰天の言い分」の記事が掲載されたことで、誌上では匿名となっていたものの、その後の報道で次長課長の河本であることが判明、自民党の片山さつき議員や世耕弘成議員が、この問題を自身のブログなどで取り上げて、大きな広がりをみせた。

 5月16日には、よしもとクリエイティブ・エージェンシーが「現在は生活保護費を受給しておりません」「河本の親族が生活保護費の受給を受けているという重大なプライバシー情報が報道されていること自体、重大な人権侵害」との声明を発表。18日には吉本興業の顧問弁護士3人が両議員の元を訪れ、「受給の手続き上は何ら問題ない」との事情説明を行ったものの、具体的な受給期間や金額などが把握できていないと不明な点も多く、両議員からは更なる細部の検証を求める要望が出されていた。

 当事者の河本は、これまで記者会見などは行わないながらも、ツイッターのプロフィール欄にある「人の嫌な事を生きがいにしてる人達がどうか無くなりますようになぁ」などの内容が、様々な憶測を呼んでいた。

次長課長・河本、母親から「しっかりしゃべってこい」と言われていた…吉本興業は受給詳細についてノーコメント – 芸能 – 最新ニュース一覧 – 楽天woman次長課長・河本、母親から「しっかりしゃべってこい」と言われていた…吉本興業は受給詳細についてノーコメント - 芸能 - 最新ニュース一覧 - 楽天woman

 お笑いコンビ次長課長の河本準一が、25日に東京・新宿の吉本興業東京本部にて開かれた会見に出席し、母親から今朝電話で「しっかりしゃべってこい」と言われていたことを明かした。
 生活保護費返却の意志を示した河本は、約15年前から母親が生活保護費を受給していたことについて「芸人として全く仕事がない時期で、年収100万円もなかった。福祉の方と相談して受給を決めた」と不正なものではないと強調。一転、収入が増えてからも受給が続いていたという事実は反省しているといい、「非常に恥ずかしいことで、自分の認識に甘さがあった。今に思うと、めちゃくちゃ甘い考えだった」と述べた。
 報道を受けて4月に受給を辞退した母親からは今朝電話で「しっかりしゃべってこい」と言われたといい、河本は「(収入が増えた)5~6年の受給分を返還したい。また芸人としてできることで、岡山の方々や行政に恩返しをしたい」と今後のことに触れた。
 会見には、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー専務取締役の竹中均氏と、吉本興業株式会社法務本部長の渡邊宙志氏も同席。河本の退席後には、母親の受給期間、母親以外の親族の受給状況、福祉事務所との相談回数、返済金額と返済時期などについての質問が飛んだが、顧問弁護士でもある渡邊氏は「プライバシーに関することや、行政の情報に関することもあるので、具体的には答えられない」と回答。具体的な数字についてもほとんど明かすことはなく、曖昧さの残る会見となった。

「次長課長」河本 道義的責任も…吉本側 返納は「検討する」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能「次長課長」河本 道義的責任も…吉本側 返納は「検討する」 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 お笑いコンビ「次長課長」河本準一(37)の母親の生活保護受給問題で18日、河本の所属する吉本興業の顧問弁護士が東京都千代田区の参議院議員会館を訪れ、問題を調査している自民党の片山さつき、世耕弘成両参院議員に事情説明を行った。

 吉本側は「受給の手続きに問題はなかった」と説明する一方、世間を騒がせていることについては「芸能という職業柄もあり考えないといけない」と話したという。これについて、片山氏は「何らかの道義的責任をとりたいとの趣旨だったと解釈しています」と話した。

 また、両議員は「不適切な受給額については全額返納を」と提案。これに対し吉本側は「持ち帰ります」と回答したという。吉本興業はスポーツニッポン新聞社の取材に、返納については「検討しております」としている。

<次長課長>河本準一さん母の生活保護、「返納したい」 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース<次長課長>河本準一さん母の生活保護、「返納したい」 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

 人気お笑いコンビ、「次長課長」の河本準一さん(37)が25日、東京都新宿区の吉本興業東京本部で会見し、母親の生活保護受給について適切でなかったと明らかにし「むちゃくちゃ甘い考えだった。5、6年前の分から返納したい」と謝罪した。

 河本さんによると岡山市在住の母親は14、15年前、病気で仕事を辞め、生活保護受給を申請。河本さんは福祉事務所から、面倒を見られないかと問い合わせがあったことを明らかにし、「2、3年前に芸人になったばかりで当時の年収は100万円を切っていた。できないと書いて送り返した」と説明。テレビ出演などの仕事が増えた5、6年前からは「福祉事務所と相談して母への援助額を増やし、問題ないと思っていた。来年の保証もない不安定な仕事だが、それでも親の面倒をみておられる人はたくさんいる。収入が増えてからも受給を続けたことは考えが甘かった」と認めた。仕送り額や受給額については一切明らかにしなかった。返還方法は弁護士と相談して決めるという。母親は今年4月、受給を辞退している。

 河本さんの母親の生活保護受給については先月、週刊誌「女性セブン」が「高収入の売れっ子芸人が母親の扶養義務を果たしていない」などと匿名で報じた。今月に入って、片山さつき参議院議員がブログで実名をあげ、厚生労働省に確認を依頼したと明かした。

 所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは16日、見解を発表。過去の受給を認めた一方、「不正受給のそしりを受けるような違法行為は存在しない」などと反論していた。

 生活保護の受給資格 1カ月以上の生活費を超える預金や現金を持っていないことが目安。居住自治体は、申請者が利用している可能性のある金融機関に預金照会し、親族にも扶養できるか確認する。民法は親族による扶養義務を定めているが、生活保護法は原則として本人の困窮状況を要件とし、たとえ親族が高収入を得ていても支給の妨げにはならない。

河本準一に会見できない事情ある? 母は「4月まで」生活保護だった (1/2) : J-CASTニュース河本準一に会見できない事情ある? 母は「4月まで」生活保護だった (1/2) : J-CASTニュース

実は、準一さんは、吉本の社員ではなく、個人事業主であり、交際費などは営業活動のための必要経費だったとした。吉本とは代理人としてのエージェント契約を結んでおり、出費について「一律に非難するには当たらないと思います」と言っている。著書の印税については、本人の取り分や公称部数と実数の違いなどから4000万円にはとても届かないとした。実際は、準一さんの収入状況に余裕はないという。
吉本に詳しい芸能界の事情通は、本人が釈明しないことについて、「彼は売れてからも生活保護を受けていたわけで、そこが一番問題ですよ。ですから、まずは会見などで謝罪するべきです」と手厳しい。
ただ、準一さんはあくまで個人事業主であり、「吉本に管理責任があるとしても、知らなかったこともあるかもしれません」と言う。「吉本は、事態を収めたいと思っているのでしょうが、何とも歯切れが悪いですよね。何か、しゃべれない事情があるのかもしれませんね」

片山さつき Official Blog : 河本準一氏の「年収5千万円、母親生活保護不正受給疑惑」について、厚労省の担当課長に調査を依頼しました。片山さつき Official Blog : 河本準一氏の「年収5千万円、母親生活保護不正受給疑惑」について、厚労省の担当課長に調査を依頼しました。
http://satsuki-katayama.livedoor.biz/archives/7033103.html

5月16日(水)【高年収タレントの親族の生活保護受給問題:本人の説明が必要】 – 世耕日記5月16日(水)【高年収タレントの親族の生活保護受給問題:本人の説明が必要】 - 世耕日記
http://blog.goo.ne.jp/newseko/e/7a2cd1198153446921c05c208040afab

NEWSポストセブン|河本準一 生活保護受給の母養えぬとの言い分に正当性あるかNEWSポストセブン|河本準一 生活保護受給の母養えぬとの言い分に正当性あるか

 自民党の参議院議員である片山さつき氏(53才)や世耕弘成氏(49才)が、追求する姿勢を見せている、お笑い芸人・河本準一(37才・次長課長)の「母親生活保護不正受給疑惑」。推定年収5000万円といわれる河本は、実母を扶養していないと主張している。
 生活保護を受給する条件について、生活保護制度に詳しい関西国際大学教授の道中隆氏に話を聞いた。
「預貯金、持ち家などの資産がないこと、親族からの援助が受けられないこと、働くことができなくて一定以上の収入がないこと…大きくこの3つの条件になります。生活保護法では、もし助けてくれる親族がいる場合は、生活保護を受ける前に、子供やきょうだいの援助を受けなければいけないなどと定められています」
 河本の年収は、出演しているテレビ番組などから推定して5000万円。これが仮に4000万円、3000万円、あるいは2000万円であっても、一般的な常識で考えれば、母親の面倒をみる程度には裕福だろう。
 河本は妻と一男一女の4人家族。都内の一等地にある高級賃貸マンションの3LDKで暮らしている。先日、テレビ番組に出演した際には、そのマイホームを妻子とともに公開しつつ、幸せな暮らしぶりを見せていたが、母ひとりを養う余裕もない生活にはとても見えなかった。
 以前、女性セブンの取材に河本の所属事務所は、母親が生活保護を受給していることを認めたうえで、「決して不正受給をしているわけではありません」と主張、河本には母親の他に面倒を見なければいけない親族が3人いて、母親を含め4人の面倒を見なければならず、負担が大きいこと、そしてお笑い芸人という職業柄、将来いつ仕事がなくなるかわからないため、貯蓄をしておく必要があること。この2つの要素を踏まえて行政と相談したうえで、受給していると回答していた。
 しかし、そうなると河本の言い分がまかり通るのであれば、どのような年収の家庭にもそれぞれの事情があるはずで、「親を扶養しなくてもいい」とみんなが主張し始めたら、生活保護そのものの根幹を揺るがす問題となる。
 民法の規定では、親子の関係が極端に悪いなど、何らかの事情で親子関係を絶縁していた場合、扶養を拒否することも可能だ。そうであれば子供には、どれだけ収入があっても親の面倒をみる義務はない。しかし、河本は著書『一人二役』の表紙で母親とのツーショット写真を披露。バラエティー番組では「(母親に)仕送りしている」と率先して発言するなど、その関係は極めて良好に映る。
※女性セブン2012年5月31日号

■吉本興業
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河本準一に関する一部報道について
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河本準一に関する一部報道について

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