校則違反で茶髪の生徒の髪を中学教諭が黒スプレーで染め直す

中学教諭、黒スプレーで生徒の髪染め直す – 社会ニュース : nikkansports.com

 兵庫県川西市の市立中学校で、3年の男子生徒(15)が茶色に染めていた髪を、担任教諭らが髪染めスプレーで黒く染め直していたことが6日、分かった。
 生徒と保護者は「無理やりスプレーをかけられた」として、市の第3者機関「子どもの人権オンブズパーソン」に人権救済を申し立てた。
 川西市教育委員会によると生徒は中間テスト初日の10月中旬、茶色に染めて登校。校則違反に気付いた担任教諭らが当日、保健室で男子生徒の髪にスプレーをかけた。
 市教委は「生徒の了解を得ており、体を押さえつけるなど強制的な行為はなかった。テストを受けさせるための措置だったが、学校内で染めたことは適当ではなかった」と説明している。

教諭、中3に染髪スプレー…兵庫・川西 : 教育 子供 トピックス : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 市教委や学校によると、担任の男性教諭が中間テスト初日の10月11日、校則で禁じられた茶髪で登校した生徒に気付き、「その髪ではテストを受けられない」と注意。髪を黒く染める市販スプレーを持っていた別の教諭らとともに、保健室で生徒にスプレーをかけたという。
 申し立てによると、生徒は教諭から、自分でスプレーを使って染め直すように言われ、拒否したところ、体を押さえつけられ、その間にスプレーをかけられた、と訴えている。
 一方、教諭らは学校に「生徒の同意は得ていた」と説明している。
 同市では2002年、別の市立中で教諭が生徒5人の茶髪をスプレーで黒く染め、1人の頭皮がただれて1週間の治療が必要になり、市教委が当時、全市立34校・園に、染毛剤の校内への持ち込み、使用を禁止する通知を出していた。市教委は近く、改めて通知する方針。
 学校の体罰に詳しい小林剛・武庫川女子大教授(臨床教育学)の話「明らかな人権侵害。子どもと話し合い、理解を得ていく感覚が学校現場に欠けている」


髪の毛が元々茶色い赤毛の子もいるので、事情は聞くことは必要だったかもしれない。

また、髪の毛が痛んだり、アレルギー体質の人もいる。
カラーリングは慎重な作業が必要な施術なので、美容室に行かせるのが賢明だ。

このような例がある。

髪染め強要訴訟:NPO、県教委に文書開示を請求 /宮城

 赤みがかった地毛を黒く染めるよう強要され人権を侵害されたとして、県蔵王高の元女子生徒(16)が県に損害賠償の支払いを求め提訴した問題で、大阪市のNPO「子どものための民間教育委員会」(良井靖昌代表)は11日、県教委に関連文書の開示を請求した。

髪と美容関連ニュース 【CUT PLAZA・美容室・育毛】より

地毛を茶髪扱いし教諭が黒スプレー

過剰指導と女子高生が提訴 宮城 生まれつき髪が茶色なのに、教諭に黒色のスプレーを吹き付けられるなどして染めることを繰り返し強要され、自主退学を迫られたなどとして、宮城県蔵王高校(県立)の元一年生の女子生徒(16)が八日、県に慰謝料など計五百五十万円の支払いを求める訴訟を仙台地裁に起こした。
 同高の庄子英利教頭は「一部行き過ぎた指導があった」とし、宮城県は「黒く染めるように指導してきた生徒が結果的に従わず辞めることになったと学校側から報告があった」と話している。
 訴状によると、女子生徒は生まれつき髪が茶色で、昨年四月に黒く染めて同校に入学。染色で髪の傷みが進んで逆に赤みが増し、教諭から繰り返し染めるよう強要されたという。
 父親が「本人がどうしようもないことでなぜそんなに責めるのか」と抗議したが、十一月には教諭に髪をゴムで結んだまま黒色のスプレーを吹き付けられ、十二月になって「進級は無理」などと自主退学を迫られた。教諭は「最後のテストを受けさせてほしい」とする女子生徒の要望を拒否したという。

髪と美容関連ニュース 【CUT PLAZA・美容室・育毛】より

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