京都 亀岡10人死傷事故 18歳少年無免許 女児・26歳妊婦死亡

京都府亀岡市で23日朝に起きた登校中の小学生の列に軽自動車が突っ込み10人の怪我人が出た事故で、小学校2年生の女の子と26歳の女性の2人の死亡が確認されました。26歳女性は妊娠していましたが、お腹の中の子も助かりませんでした。

京都 亀岡10人死傷事故 18歳少年無免許 女児・26歳妊婦死亡

京都 亀岡10人死傷事故 18歳少年無免許 女児・26歳妊婦死亡

軽自動車を運転していた少年(18)は無免許運転で他の2人の少年とともに一晩中ドライブしていたといいます。
警察はこの18歳の少年を逮捕し、自動車運転過失致死傷の疑いで調べています。

いわゆる自動車運転過失致死傷罪では『自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。』とありますが、Twitterなどでは「死刑でいい」とか「同じ人を殺した殺人罪より自動車運転過失致死傷罪では罪が軽い」と言った声が出ています。

自動車運転過失致死傷罪|業務上過失致死傷罪 – Wikipedia自動車運転過失致死傷罪|業務上過失致死傷罪 - Wikipedia

刑法211条2項 自動車の運転上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する。ただし、その傷害が軽いときは、情状により、その刑を免除することができる

登校中に車 小学生と妊婦が死亡 NHKニュース登校中に車 小学生と妊婦が死亡 NHKニュース

23日朝、京都府亀岡市で登校中の小学生の列に軽自動車が突っ込んで10人がけがをした事故で、意識不明の重体になっていた小学校2年生の女の子と26歳の女性の2人の死亡が確認されました。
女性は妊娠中でお腹の赤ちゃんも助かりませんでした。
このほか小学生2人が意識不明の重体です。

23日午前8時前、亀岡市篠町の府道で、安詳小学校の児童らが集団登校する列に軽自動車が突っ込みました。
この事故で、小学校1年生から5年生の女の子8人と男の子1人、それに保護者1人の合わせて10人がはねられてけがをしました。
警察によりますと、このうち、意識不明の重体だった2年生の小谷真緒さん(7)と別の児童の保護者の松村幸姫さん(26)の2人の死亡が確認されました。
松村さんは妊娠7か月くらいでしたが、お腹の赤ちゃんも助かりませんでした。
また、3年生の横山奈緒さん(8)と1年生の西田琉輝くん(6)が、依然、意識不明の重体で、このほか4人が重傷だということです。
この事故で、警察は軽自動車を運転していた亀岡市の18歳の少年を逮捕して自動車運転過失致死傷の疑いで調べています。
少年は無免許運転で、調べに対して、「子どもたちに当たったのは間違いないです」と話しているということです。
警察によりますと、現場の道路は幅6メートルほどの緩やかなカーブで、当時は登校の時間帯のため西向きの一方通行になっていて、車は子どもたちが西向きに歩いている後ろから突っ込んだということです。
車には、逮捕された少年のほか2人の少年が乗っていて、少年らは「同級生の仲間で一晩中、ドライブしていた」と話しているということで、警察が事故の詳しい状況を調べています。

“現場は危険な場所”
事故が起きたこと受けて、亀岡市教育委員会は学校の関係者とともに会見を開きました。
この中で、安詳小学校の東佳明教頭は事故のあった道路について、「道路が狭くて危険だという話があったので、平成19年ごろに道路の側溝を埋める工事をして、通学路と分かるような黄色い印を道路に付け、歩きやすくなるようにした」と述べました。
そのうえで、東教頭は「保護者からは最近、登下校のルートを変更するよう要望はなかったが、交通量も多く危険だという認識はあり、児童には交通ルールを守るよう指導していた。登下校のルートについては、今後、検討していきたい」と話しました。
また、亀岡市教育委員会は京都府教育委員会に対して、スクールカウンセラーの派遣の要請を行い、今後、子どもたちの心のケアを行うということです。

交通事故:児童列に車、3人重体…18歳逮捕 京都・亀岡- 毎日jp(毎日新聞)交通事故:児童列に車、3人重体…18歳逮捕 京都・亀岡- 毎日jp(毎日新聞)

 23日午前7時55分ごろ、京都府亀岡市篠町篠上北裏(しのちょうしのかみきたうら)の府道で、集団登校中の市立安詳(あんしょう)小の児童の列に軽乗用車が突っ込んだ。府警によると、小学1〜5年の男女9人(6〜10歳)と付き添いの保護者の女性(26)がはねられ、児童3人が意識不明の重体、女性を含む4人が重傷、3人が軽傷を負った。女性は妊娠中で、この事故のため胎児が死亡した。府警は、無免許で車を運転していた亀岡市の無職の少年(18)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。
 ◇7人重軽傷、胎児が死亡
 府警によると、逮捕された少年は運転免許証を持っていなかった。逮捕後、「事故を起こしたのは間違いない」と供述しているという。当時、車にはほかの少年2人が同乗していた。少年らは「一晩中、車で走っていた」などと話している。府警は事故の経緯について少年らから詳しく事情を聴いている。
 安詳小は現場の西約200メートルに位置している。現場付近は緩やかな左カーブで、事故当時、児童らは道路の右側を歩いていた。現場は当時、通学時間帯のために、西向きの一方通行に規制されていた。

 車は左カーブを曲がりきれず、児童らの集団に後方からぶつかったとみられる。はねられた児童のうち、小学2年と3年の女児2人と1年の男児1人の計3人が重体で、ドクターヘリで大阪などの病院に搬送された。また、重傷を負った女性の子どもの小1女児も重傷という。
 安詳小(湯浅吉則校長)は児童755人。事故の一報を受けて、保護者らが学校に詰めかけ、教職員らが情報収集などの対応に追われていた。
 近所の女性(52)は「事故直後、若い男3人が、車のそばでぼーっと立ちすくんでおり、間もなく警察官に連れて行かれた」。近所の無職、中川輝久さん(66)は「現場には大勢の子どもが倒れ、救急車やパトカーに乗せられて次々と病院に運ばれて行った。なぜ、こんな悲惨な事故が起きるのか」と衝撃を受けていた。
 現場はJR山陰線亀岡駅の南東約2.5キロ。

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