ソフトブレーン株式会社の宋文洲氏が、乙武洋匡氏がイタリアンレストランから入店を断られた件を名指しでツイートしたについてコメントしていますが、別の差別的な内容を含む発言となっています。
そんな宋文洲氏のソフトブレーンではうつ病対策のセミナーが開催されていたりします。
支持者の『欧米だと乙武バッシングは起こらない。』のコメントに、宋文洲氏は『日本にはまだ精神障害者が多いですね。』と発言。
その後、『ある日、子供と一緒に電車に乗る。ある大人が身障者の席に座っている。「パパ、あの人、あそこに座っていいの」と子供。「いいの。あの人はあたまに障害がある」。「なんて分かるの」。「分かる。あんなことをするから」。』という話をしており、これには批判が集中しています。
優先席とは身体障害者やお年寄り以外にも妊婦さんや病気の人に席を譲ることを促す席であり、優先席には見た目に分からない心臓などの疾患をもつ方も座る席だったりします。
また、この例文では父親が子供に精神障害者に対して差別をするような発言になっています。
『煩く走り回るのは子供達の特権。障害者には特権がある。』としていますが、周りの大人がサポートする社会であるべきにしても、
彼らにもルールとモラルを守る義務があります。
これはひどい。無茶な要求をする客の来店(運搬)を断った店を名指しで晒す行為を咎めると精神障害者なのか。それは障害者を守れと言いながら、さらなる差別を作っているのではないだろうか。 / “Twitter / sohbunshu: 日…” htn.to/qLSmNB
— Tomo (@cutplaza) May 23, 2013
優先席の認識が間違っている。その上、例に上げている親は、見た目に理由も分からないのに、他人を貶める「差別」という行為を教えていることになる。 / “Twitter / sohbunshu: ある日、子供と一緒に電車に乗る。ある大人…” htn.to/SzHRFJh
— Tomo (@cutplaza) May 23, 2013
お客様は神様ではない。無茶を通せなくて店名を晒す行為は暴力と変わりない。営業の枠を超えて無性の善意をサービス業に強いるのはエゴでしか無い。互いの思いやりと信頼がなければより良い共存は成し得ない。 / “Twitter / sohb…” htn.to/zFxrNL
— Tomo (@cutplaza) May 23, 2013
乙武洋匡氏については、事前に説明せず訪問したレストランの店員に店迄運搬することを要求するも、店側から断られたことに怒り、Twitterにて店員の発言が粗暴であったとか店を名指しで批判しているわけです。
批判された店にしても、少人数で忙しい時間帯だったことから、運搬まで対応できないことを理由に入店を断っているわけです。
これは障害者の特権以前に、人と人との個人的ないざこざのケースを持ち出して、気に入らなければネットで攻撃する有り様は、店側が内容に介入できない某ランキングサイトで店の批判を書く人と同じことをしているのですね。
ちなみに、乙武洋匡氏はこのレストランを「食べログ」で知って来店したそうです。
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