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曇りの愛媛県松山市でも、曇ったお陰で金環日食が見えました。(画像あり)

昨日の夜から雨が降っていた愛媛県松山市。早朝に起きて日食を期待していたのですが、空はずっと曇っていました。

7時頃ようやく雲間が見え、少しだけ欠けた日食を見ました。

金環日食の安全な観測の為、段ボールでピンホールを作ってみた。 | CUTPLAZA DIARY金環日食の安全な観測の為、段ボールでピンホールを作ってみた。 | CUTPLAZA DIARY

曇りの愛媛県松山市でも、曇ったお陰で金環日食が見えました。(画像あり)

その後、曇っていたためか、肉眼で太陽のシルエットが確認できました。

ピンホールとか意味なしww

右下あたりにリングのような日食のシルエット。

散歩中のおばさんと「これ見えてますよね?」と確認しあって喜びあってたりしました。
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金環日食の安全な観測の為、段ボールでピンホールを作ってみた。

今月21日に日本全国で金環日食が観測できるそうですが、日食めがねも蛍光灯の形が見えてしまう粗悪品が出ていて消費者庁が注意喚起していますね。
というわけで、日食めがね以外の安全な観測方法として「ピンホール」を作ってみました。

金環日食の安全な観測の為、段ボールでピンホールを作ってみた。

※太陽の光は直接見てはいけません。

ピンホールとは穴を通して太陽の光を投射した光のシルエットを観測する方法です。

穴を通して投射された光のシルエットが観測出来ればいいので、光を通さない厚紙に穴をあけて影の中にある光の点を観測してもいいです。

■厚紙に穴を開けた物によるピンホール
厚紙に穴を開けた物によるピンホール

ピンホールを試す場合は、太陽を直接見ずに太陽の方向に穴の開いた面を向け、太陽の光が穴から通るようにします。

金環日食の安全な観測の為、段ボールでピンホールを作ってみた。

穴から投射された太陽の光が底にあたったシルエットを観測してください。

金環日食の安全な観測の為、段ボールでピンホールを作ってみた。

この他、鏡で太陽の光を反射して影のある壁に光を投射しても良いのですが、この際も太陽を直接見ない事と、鏡からの光を目に当てないようにしてください。
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今年5月5日も月と地球が最接近する現象「スーパームーン(SuperMoon)」

昨年、月と地球が19年ぶりに最接近して大きく明るい月が世界各地で観測されましたが、NASAの発表によると、今年も5月5日から6日にかけてスーパームーンが見られるそうです。
スーパームーンは再接近した上に満月か新月になっている現象なので、月がいつもより14%大きく30%明るく見えます。

今年5月5日も月と地球が最接近する現象「スーパームーン(SuperMoon)」
今年5月5日も月と地球が最接近する現象「スーパームーン(SuperMoon)」

昨年も見ていたのですが、かなり大きな月でびっくりしましたよね。
今年も月光浴がてら夜の散歩もいいかもしれませんね。

また、5月21日に朝には天気が良ければ金環日食が観測できます。
ただし、太陽を観測する際には直接見るのは目に悪い為、日食観測用のメガネなど、日食観測用キットを使用するようにしましょう。
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放射線治療後のがん再発の仕組み解明 低酸素がん細胞が活発化

京都大生命科学系キャリアパス形成ユニットの原田浩講師らのグループは放射線治療後に生き残って再発の原因となるがん細胞を特定し、特定遺伝子の働きを止めると再発が抑えられることを確認しました。今後、効果的ながん治療に役立てられるとしており、イギリスの科学誌ネイチャー・コミュニケーションズで発表しました。

放射線治療後のがん再発の仕組み解明 低酸素がん細胞が活発化

放射線治療後のがん再発の仕組み解明 低酸素がん細胞が活発化放射線治療後のがん再発の仕組み解明 低酸素がん細胞が活発化
放射線治療後のがん組織の画像。生き残ったHIF―1陰性低酸素がん細胞(赤色部分)が、血管(青色)の近くに移動している。

胃がんや大腸がんといった固形のがんは内部に出来た血管から酸素や栄養を得て蔵書菊していますが、血管近くのがん細胞は放射線によって死滅しやすい一方、血管からやや離れた低酸素の環境に適応したがん細胞は生き残りやすく、がんが再発しやすいことが分かりました。
低酸素がん細胞に放射線を集中照射する方法やHIF―1がん細胞の阻害剤の使用で再発が格段に抑えられることが分かり、今後のがん治療に役立てられるそうです。
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理研と筑波大・慶大などの研究グループ、藻に吸着させセシウム9割近く除去する装置を開発

理化学研究所と筑波大学や慶大などの研究グループが水中の放射性セシウムを藻に吸着させて取り除く装置を開発しました。
9割近くのセシウムを吸収した実験結果が得られているとし、東京電力福島第一原子力発電所事故で飛散した放射性物質の除染作業への活用が期待されています。

理研と筑波大・慶大などの研究グループ、藻に吸着させセシウム9割近く除去する装置を開発

チェルノブイリで除染利用されているというひまわりは農林水産省の実験で「放射性セシウムの除染効果は小さい」との結果が出ていましたが、土壤には吸着しやすいという問題が大きかったですね。
町や家の周りの除染についても、雨樋の砂などを取り除くだけで、かなりの除染の効果が見られたそうですが、コンクリートの表面に付着した放射性物質は高圧の水流では効果が薄かったともされています。
放射性物質に汚染された土壤は表面を削るなどの方法が一番効果的だったようです。
なので、これで水田の土が除染出来るとは思わないほうがいいかもしれません。

除染については、これから長い間し続ける必要がありますし、その方法はいくらあってもいいのですし、より良い方法を探し続ける必要がありますね。
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相対性理論と矛盾する実験結果検証していたスイスのCERN、素粒子ニュートリノ「光速と差はない」

去年9月に名古屋大などの素粒子ニュートリノが光より速く飛んだとする実験結果を検証していたスイスのCERN(ヨーロッパ合同原子核研究機関)は16日、検証実験の結果は光速を超えなかったと発表しました。計測の結果、ニュートリノは見かけ上、光速より100億分の3秒早くイタリアに達したが、これは誤差の範囲であり「光速と差はない」と結論づけています。
「光より速いものはない」というアインシュタインの相対性理論と矛盾するものとして世界的な注目を集めた名古屋大などの実験結果は、先月には装置をつなぐケーブルに緩みがあった可能性が浮上しており、今回のCERNの実験結果から誤りであったとの見方がさらに強まったことになります。
CERNは5月にも再実験を行い、最終的な結論を出したいとしています。

サブカル『ALBERT EINSTEIN/アインシュタイン(モノクロ)《PPS012》』ポスター

タイムマシンが出来るんじゃないかとメディアが注目していましたが、「光より早いものはない」としたアインシュタインの相対性理論はどうやら守られそうですね。

とりあえずタイムスリップは、先日借りてきたバック・トゥ・ザ・フューチャーを見て我慢したいと思いますw
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スーパーコンピューター「京」で抗がん剤新薬開発 東大など

昨年、スーパーコンピュータの性能ランキングで世界第1位を獲得したスーパーコンピューター「京」を使って東京大学先端科学技術研究センターが創薬を行うと発表しました。
世界最速の計算速度を活かして抗がん剤の新薬の開発を進めるとしています。

スーパーコンピューター「京」で抗がん剤新薬開発 東大など

今まで新薬の開発には試験管での実験が必要で時間がかかりましたが、スパコンを利用することでタンパク質と候補物質の結合を計算で模擬実験したり、分子や原子レベルで物質の構造を設計出来るとのことです。
やっぱり2位じゃダメなんです。
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次世代エネルギー資源のメタンハイドレート採掘試験開始へ

次世代エネルギー資源として期待されている「燃える氷」ことメタンハイドレートを、世界で初めて海底からの採掘試験にあたる探査船「ちきゅう」が今月12日、静岡県の清水港を出港し、愛知県の渥美半島沖およそ70キロメートルの海域で掘削する準備を進めています。
実施主体は経産省から受託された独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、掘削工事を担当するのは、石油資源開発(JAPEX)です。

次世代エネルギー資源のメタンハイドレート採掘試験開始へ

メタンハイドレートとはメタンを中心にして周囲を水分子が囲んだ形になっている包接水和物であり、石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分』という、環境にやさしい次世代エネルギー資源として注目されています。
日本近海の海底に多く埋蔵されているそうで、天然ガス換算で7.35兆m3(日本で消費される天然ガスの約96年分)以上と推計されています。
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大阪大、排ガス浄化の触媒に使われるレアメタルを使わない方法を理論計算で発見

大阪大の研究グループが排ガス浄化の触媒に使われるレアメタルを使わない方法を理論計算で発見したと発表したそうです。
コンピューター上でニッケルや鉄、銅、コバルトの4種類を対象に、自動車の排ガスに含まれる一酸化窒素との吸着度合いを分子レベルで比較したところ、酸化させた状態で表面の酸素原子を取り除いた銅の分子が、ロジウムに最も近い吸着性能を持つことが分かりました。

以前にも大阪大はレアメタルを使わない大容量電池の開発をしていました。

大阪大など、レアメタルを使わない(TOT)使用の新たな大容量電池の開発 | CUTPLAZA DIARY

http://www.osaka-u.ac.jp/ja

大阪大のの笠井教授は「実験でも、レアメタルに近い性能が得られ、実用化も遠くはない」としており、高騰しているレアメタルを使わないでも排ガス浄化できる技術が実現する日が近い将来来るかもしれませんね。
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「スズメの姿はなぜ見あたらないのか」スズメが20年で6割減少の不可思議

最近、スズメを見かけなくなったのはスズメが少なくなったからだという研究が発表されています。
私は愛媛県住まいですからここ最近ですと公園なんかでは見かけます。ただ、数が少なくなったかどうかは確認していないのでわかりませんが、そんなに大量のスズメを見たことがありません。都会ならなおさらでしょう。まず、地面でスズメが何かをついばむ姿を見ることは少ないかもしれません。
ただ、今回のこのスズメのニュースって、今年3月にも報道されていたのですが、不思議な事態が起きていたようです。また、その研究内容にも不審な点があるようなんですね。

昔、「カラスの死骸はなぜ見あたらないのか」という本を読んだことがあります。
読み終わってから、なんてくだらない本にお金払っちゃったんだろうと後悔したことを覚えていますが、
今探したら「カラスの死骸はなぜ見あたらないのか」という本が見あたらないので、捨てちゃったか奥にしまっているんだと思います。
カラスの死骸はなぜ見あたらないのか―あなたの常識がひっくり返る本 (ON SELECT)
カラスの死骸はなぜ見あたらないのか―あなたの常識がひっくり返る本
(ヒント:この本の作者が誰なのか)

3/11に東京新聞ソースで更新されたニュースブログが6月に以下のような訂正をされています。
いったいなぜ?日本のスズメが10分の1に激減…環境省の調査結果:らばQいったいなぜ?日本のスズメが10分の1に激減…環境省の調査結果:らばQ

(2010/6/22)追記:東京新聞のソースを元に、環境庁の発表としていましたが、「2010年3月9日の東京新聞の記事について」によると、立教大理学部の三上修氏の『日本におけるスズメの個体数減少の実態』による論文仮説を環境省の資料内で見かけた東京新聞の記者が、環境省の発表だと誤解して報道してしまったようです。よって、当記事の環境庁の発表と言うのは誤りで、スズメの減少で挙げられている数字も推定結果であり、信憑性や科学的裏付けは疑問の余地が残るようです。

今回の朝日新聞の報道によると「特定の場所に来た鳥をすべて捕獲」することで、スズメの割合を確認するという方法だそうです。
全国31ヵ所で毎年7万羽を捕獲となると、1ヵ所で最低2258羽の鳥を捕獲しなくてはいけません。
どのような捕獲方法かわかりませんが、1回でそれだけの量は捕まえられませんよね。
また、同じところで同じ方法で捕まえる。。

私が鳥なら、何処か遠くに逃げます。
なぜなら翼があるから。この大空に翼を広げ飛んでいきたいよ。

まぁ、自然が減ったり、スズメに適した住処になる場所が少なくなっているでしょうから、昔に比べたら減っているのかもしれません。
ただ、その方法は確かなのかしらと疑問に思っちゃうんですよね。
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阪大教授ら、脳波でロボットアームの操作に成功

頭で考えるだけでロボットアームを動かす実験に、大阪大学脳神経外科の吉峰俊樹教授らの研究グループが成功させました。

阪大教授ら、脳波でロボットアームの操作に成功

米神経学会誌(電子版)アナルズ・オブ・ニューロロジーに
Electrocorticographic control of a prosthetic arm in paralyzed patients
「麻痺患者の脳波による人工アームの制御」
という研究内容が発表されています。

長期の運動まひで動きをイメージすることが難しくなっている人でも、脳波だけで意思どおりにロボットアームを動かす事に成功しており、治療に使われる電極を脳の表面に置くだけで利用できるので安全性が高いとのことです。

それにしても、攻殻機動隊とかSFのような時代に進んでいるのだなぁと、技術や科学の進歩に驚かされますね。
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大阪大など、レアメタルを使わない(TOT)使用の新たな大容量電池の開発

大阪大の森田靖准教授と大阪市立大の工位武治特任教授の研究グループがレアメタルを使わない新たな大容量電池の開発に成功しました。
パソコンやケータイ電話に使われるリチウムイオン電池にはレアメタルの一種コバルト(Co)が必要ですが、昨今では金属価格の高騰によりコストに影響しやすくなっています。
今回の研究で発表された新たな大容量電池はプラス極に、石油から作り出した「臭化トリオキソトリアンギュレン(TOT)」というレアメタルを含まない有機分子を使用することで、リチウムイオン電池の1.3~2倍の電池容量を得たそうです。

大阪大など、レアメタルを使わない(TOT)使用の新たな大容量電池の開発
大阪大など、レアメタルを使わない(TOT)使用の新たな大容量電池の開発

ただし、今のところ100回程使うと3割程度減りますが、有機分子は価格が安いため今後コストダウンや軽量化が望めるとのこと。
電気自動車も近い将来多く出まわるでしょうから、そうした分野での活用も期待できますね。

ところでリチウムイオン電池はそろそろ終わりで、これから主流はニッケル水素電池だって聞いたことがあるんですが、その辺はもっと詳しい人の解説を待ちたいと思いますw
あと、有機分子(TOT)の(TOT)が可愛いww
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抜け毛や白髪の原因で髪の幹細胞生成に必要なタンパク質が解明

東京医科歯科大の教授らの研究グループにより抜け毛や白髪になる仕組みが解明されたとのことで注目が集まっています。
毛根に特定の「17型コラーゲン」という特殊なタンパク質が不足すると、髪の生成に必要な毛包や色素に関する幹細胞が作られなくなり脱毛や白髪の原因になり、逆に人間の17型コラーゲンを作るよう遺伝子操作すると毛包や色素の幹細胞が出来て脱毛や白髪が抑えられることがマウスによる実験で分かったそうです。

抜け毛や白髪の原因で髪の幹細胞生成に必要なタンパク質が解明

脱毛や白髪に悩む人には朗報ですが、実用化にはまだまだ時間がかかりそうです。

この「17型コラーゲン」という特殊なタンパク質は、人工的には生成できないのと、普通のコラーゲンを摂取しても「17型コラーゲン」が増えるわけではないそうです。
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「ペルセウス座流星群」8月12日夜から13日の2時ごろ

8月12日夜から13日の2時ごろにかけてペルセウス座流星群が活発になり流星が見られるかもしれないとの事です。
月が出ているから条件は良くないそうですが、それでも月の隣のペルセウス座に向かって流星が流れるので、月を外して眺めると良いとの事です。

カップルの人はドライブがてら、夏休みの思い出にお子さんと夜空を眺めてみるのは良いかもしれませんね。
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