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「STAP細胞」論文疑惑で小保方晴子氏に対してマスコミや一部ネットで誹謗中傷されている件

生命科学の常識を覆す大発見とされていた「STAP細胞」の研究論文の画像やデータに不自然な点が相次いで指摘されている問題で、理化学研究所のユニットリーダーである小保方晴子氏に対して、マスコミは恒例の手のひら返しの批判報道を開始しています。また、ネットでも論文以前に人格や個人攻撃をしているのを多数見受けるようになっています。
自称科学者の人にしても匿名の掲示板で検証を発表しているのを見受けますが、なぜ科学者であるなら、科学者であり論文を批判するならばこそ、それを論文の形で批判しないのかと首を傾げている今日このごろであったりします。
ネットでも2ちゃんねるなどは言うに及ばず酷い有様ですが、それを元にしたブログやTwitterで中傷が拡散されていたりします。

「STAP細胞」論文疑惑で小保方晴子氏に対してマスコミや一部ネットで誹謗中傷されている件

マスコミにおかれましても、ゴーストライターのいた作曲できない3年前から実は耳が聞こえていた作曲家の案件と同様に、マスコミはろくに検証がされていないのに視聴率目当ての賞賛していた事を棚に上げて疑惑があったら手のひら返しに批判報道を行っておいでですが、そういう報道姿勢はいかがなものでしょうか。
「STAP細胞」の発表当初、マスコミは研究内容ではなく、小保方晴子氏のプライベートな問題を粗捜ししたり、小保方晴子氏の知人などにも押しかけて迷惑をかける報道を繰り返していた事も忘れてはいけませんし、日本のマスコミにも反省すべき事がたくさんあるように思います。

「STAP細胞」発見の第一人者小保方氏、加熱過ぎる報道に自粛要望。マスコミ「かわいすぎる研究者」「ファッション好き」「ブランド指輪」「リケジョ」「オボちゃん」「かっぽう着」 – CUTPLAZA DIARY「STAP細胞」発見の第一人者小保方氏、加熱過ぎる報道に自粛要望。マスコミ「かわいすぎる研究者」「ファッション好き」「ブランド指輪」「リケジョ」「オボちゃん」「かっぽう着」 - CUTPLAZA DIARY
「STAP細胞」発見の第一人者小保方氏、加熱過ぎる報道に自粛要望。マスコミ「かわいすぎる研究者」「ファッション好き」「ブランド指輪」「リケジョ」「オボちゃん」「かっぽう着」

論文のずさんさが真実であれば大変問題であり、「STAP細胞」の研究成果の信憑性に泥を塗る結果となったことは残念に思いますが、だからといって小保方晴子氏の人格や個人攻撃をしてもいい理由にはなりません。

中には産経新聞系列のZAKZAKの記事を引用コピペした上で小保方晴子氏の中学2年生の時の読書感想文の一部が「銀河鉄道999」の盗用だとして批判しているブログもありました。

小保方晴子「中2のときに読書感想文コンクールで最優秀賞を受賞した」→銀河鉄道999からの盗用でした | 面白ニュース!netgeek
http://netgeek.biz/archives/6655 小保方晴子「中2のときに読書感想文コンクールで最優秀賞を受賞した」→銀河鉄道999からの盗用でした | 面白ニュース!netgeek

ちなみに小保方晴子氏の中学2年生の時の読書感想文には『本当の永遠の命とは、自分の血が子供へ、またその子供へと受けつがれていく』と書かれていたそうですが、これが銀河鉄道999に出てくるキャプテンハーロックの『鉄郎。 例え、父と志は違っても、それを乗り越えて、若者が未来を作るのだ。親から子へ。子からまたその子へ血は流れ、永遠に続いていく。それが本当の永遠の命だと、俺は信じる』という「セリフに酷似している」として「銀河鉄道999のセリフの盗用」だと批判しています。
しかしながら、いくらなんでもこれが盗用だとするのは無理すぎやしませんか。このサイトの記事についてはネットでも批判が多数集まっています。
はてなブックマーク – 小保方晴子「中2のときに読書感想文コンクールで最優秀賞を受賞した」→銀河鉄道999からの盗用でしたはてなブックマーク - 小保方晴子「中2のときに読書感想文コンクールで最優秀賞を受賞した」→銀河鉄道999からの盗用でした

Twitter / 検索 – http://netgeek.biz/archives/6655
https://twitter.com/search?q=http%3A%2F%2Fnetgeek.biz%2Farchives%2F6655&f=realtime http://archive.is/VQYtK

「STAP細胞」については当初から生命科学の常識を覆すほどの大発見として注目された一方で、世界中の科学者の関心を集めるとともに、厳しい検証や批判に晒されることは予想されていました。
しかしながら、研究内容を批判するのではなく、科学者や研究機関自体への誹謗中傷しているマスコミやネットの一部の人々がいることは異常ですし、そうした行為もまた批判されるべきでしょう。

先日、読売テレビの辛坊治郎氏が「STAP細胞」の研究論文の疑惑問題について「iPS細胞の臨床捏造事件」のようなことは起きないのか不安視していたような発言をしていました。
「iPS細胞を使った世界初の心筋移植手術」としてまっさきに報じたのは読売新聞であるわけですが、検証能力のなさを反省せず批判の対象を叩くだけの存在になったマスコミの信頼性も失っていくことにほかなりません。

森口尚史 – Wikipedia森口尚史 - Wikipedia

2012年(平成24年)10月、読売新聞により「ハーバード大学客員講師」の肩書きで「iPS細胞を使った世界初の心筋移植手術を実施した」と大々的に報じられたが、多方面から数々の疑義が提起され、その2日後に同新聞は「同氏の説明は虚偽」とし、それに基づいた一連の記事は誤報であったことを認めた。

最近では情報バラエティで何の知識もない人や専門外の知識人が言いたい放題で報道するのが当たり前になっていますが、「アッコにおまかせ!」はお笑い芸人が内容が全く分からないというネタで取り上げていたり、「記者会見も一般人に分かりやすく伝えて欲しい」と和田アキ子さんが発言しておられました。
しかしながら、そうした一般人に分かりやすく伝えるのは、伝える側のメディアの仕事なのであって、そのような要求を科学的な検証が求められる場に求めること自体恥ずかしいことではないのでしょうかね。

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紫芋の蒸しケーキを作ったら花を活ける緑のスポンジみたいなってしまったレシピが登場

紫芋の蒸しケーキを作ったら緑色に変色してしまった方がクックパッドにてレシピを公開し注意を呼びかけています。緑色になったケーキの写真をみると、花を活ける時に使う吸水スポンジにそっくりな仕上がりになっています。
紫芋の蒸しケーキを作る材料に「アルカリイオン水」を使ったのが原因のようです。
ちなみに卵黄だけなら問題なく紫になり、「卵白」を使用した場合には青くなるとか、「ベーキングパウダー」もアルカリ性なので同様に青くなるそうです。逆に酸性の「レモン汁」を少量入れるとピンクになるそうです。

紫芋の蒸しケーキを作ったら花を活ける緑のスポンジみたいなってしまったレシピが登場

「紫キャベツ」でも同じようにPHによって色が変わりますが、これを利用して#c0ffeeの色の飲み物を作ったり、ハロウィンの料理を作っている人もいますので、こちらは試してみたいと思います。

【レシピ】琥珀色じゃない、 #c0ffee 色した飲み物を教えてました – CUTPLAZA DIARY【レシピ】琥珀色じゃない、 #c0ffee 色した飲み物を教えてました - CUTPLAZA DIARY

【魔界のご馳走】カメレオン紫スープ by YAMAT [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが166万品【魔界のご馳走】カメレオン紫スープ by YAMAT [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが166万品
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「iPS細胞」より簡単に万能細胞が作れる「STAP細胞」理研など国際研究チームが発表

マウスの実験で細胞に刺激を与えることで、様々な組織や臓器などを作ることが出来る「万能細胞(多能性幹細胞)」を作る新手法を発表したと理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)細胞リプログラミング研究ユニットの小保方晴子研究ユニットリーダーを中心とする研究ユニットと同研究センターの若山照彦元チームリーダー(現 山梨大学教授)、および米国ハーバード大学のチャールズ・バカンティ教授らの共同研究グループが発表しました。研究内容は英科学誌「ネイチャー」に掲載されました。
小保方晴子氏は、細胞外刺激による体細胞からの多能性細胞への初期化現象を刺激惹起性多能性獲得(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency; STAPと略する)、生じた多能性細胞を「STAP細胞」と名づけました。

いわゆる万能細胞である「多能性幹細胞」は、再生医療や治療薬の開発に役立つとして、これまでにもES細胞(胚性幹細胞)やiPS細胞(人工多能性幹細胞)が研究されており、「STAP細胞」は「第3の万能細胞」といえるものです。

「iPS細胞」より簡単に万能細胞が作れる「STAP細胞」理研など国際研究チームが発表

「iPS細胞」より簡単に万能細胞が作れる「STAP細胞」理研など国際研究チームが発表

「iPS細胞」より簡単に万能細胞が作れる「STAP細胞」理研など国際研究チームが発表

「iPS細胞」より簡単に万能細胞が作れる「STAP細胞」理研など国際研究チームが発表

「iPS細胞」と「STAP細胞」の違いは、「iPS細胞」は作製に2~3週間かかるのに対し、「STAP細胞」は最短で2日程度で作ることが出来ます。これは「iPS細胞」が人の体細胞に未分化性を促進する転写因子と呼ばれるタンパク質を作らせる遺伝子を細胞へ導入する技術に時間がかかるのに対し、「STAP細胞」は(今回の研究ではマウスの)リンパ球を酸性溶液に短時間入れた後に培養をすれば初期化された細胞が出来るためです。

植物ではどの細胞でも成長因子を加えると様々な部分になることが出来る細胞ができるのに対し、人を含めた哺乳類動物では受精卵が分裂し多様な細胞に変わり、体細胞が分化を完了すると細胞の種類は固定されます。
今回の「STAP細胞」は体細胞を簡単に初期化する方法である上に、これまでES細胞やiPS細胞が作れなかった胎盤なども作れることから、様々な細胞や組織が作れる医療などの分野で期待されます。

そして「iPS細胞」と違い、遺伝子情報を操作しない「STAP細胞」はガン化の恐れが少ないとされています。

さて、今回の「STAP細胞」の研究ではマウスを使った段階の研究結果であり、一部報道ではアメリカで猿の骨髄移植の研究が始まっているというものもありましたが、人での実験はこれからの話しです。
「iPS細胞」は先行して研究され実際に人の患者に使用され始めていますが、ガン化しないような手法も研究がされています。
「STAP細胞」においては、これまでの「万能細胞」としての性能が人間でも得られるのかどうか、さらなる研究成果を待ちたいと思います。

また、朝のニュースで「STAP細胞」は胎盤が作れるという話に、はるな愛さんが食いついていましたが、技術的には出来ても、生命倫理的に使用してはいけない分野というものがあるはずです。
いろいろな医療への活用の可能性があるからこそ、この「万能細胞」の使用に関する法律などの仕組みについても作る必要があるでしょう。

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「一酸化二水素ジョーク」で水道局へ電話殺到し、ラジオ局のDJが無期限謹慎処分に

フロリダ州のラジオ局のDJが今年のエイプリルフールのネタに「一酸化二水素ジョーク」を取り上げたところ、地元の水道局へ電話が殺到しました。郡の広報担当者ダイアン・ホルムさんは地元新聞に対し「わたしの理解では、虚偽の水質問題を電話するのは重罪だ」とコメントしており、ラジオ局は番組訂正を行って謝罪し、二人のDJを謹慎処分(無期限謹慎処分)にしたといいます。

「一酸化二水素ジョーク」は「DHMO」とも呼ばれますが、一酸化二水素とは「H2O = 水」を分かりにくくした言葉であり、知っている人は知っている有名なネタです。
一酸化二水素ジョークにおいて以下のような「重篤なやけどの原因となりうる」「地形の侵食を引き起こす」「多くの材料の腐食を進行させ、さび付かせる」といった説明がされることが多く、人がいかにだまされやすいかというジョークの一種にも用いられることが多いものです。

アサヒ おいしい水 六甲
アサヒ おいしい水 六甲

ともあれ、このネタを知らない人は多く、科学の知識も乏しい人は信じてしまうネタなのかもしれません。
日本でも東日本大震災当時から今現在でも風評被害が広まったのは、今回の騒動によく似ています。

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【左ヒラメに右カレイ】目が左側に寄った左カレイが見つかり話題に

福岡県福津市の日本料理店「花靖(はなしょう)」で、目が左側に寄った左カレイが見つかったとして話題になっています。
見つかった左カレイは8日に福岡市の市場で仕入れた体長約30センチのキツネガレイで、玄界灘で水揚げされたとみられています。
板前さんが包丁を入れる際に気がついたということで、本来カレイは体の中央の軸に対して右側に目が寄っているのですが、この左カレイは目が本来とは逆の左側に寄っていたとのことです。

【左ヒラメに右カレイ】目が左側に寄った左カレイが見つかり話題に

カレイもヒラメも誕生時には左右対称の形をしていますが、成長するにつれ、目がそれぞれ左右に寄ってくるそうですが、福岡市の水族館「マリンワールド海の中道」の担当者は「遺伝子の働きに何らかの変化があったのではないか」と今回の左カレイについて話しています。
カレイとして仕入れてさばこうとしていたから気がついたのでしょうが、もしかしたらこれまでにも左カレイが存在していたのかもしれませんね。

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森口氏のiPS細胞心筋移植を誤報の読売と共同通信が謝罪 ネイチャー誌、京大・山中教授らの論文を盗用の疑いと報じる

iPS細胞から心筋細胞を作り重傷の心臓病患者に移植したという森口尚史氏(48)の研究成果について疑義が生じている問題で、この研究成果について11日に報道していた読売新聞は13日、誤報であると報じるとともに、iPS心筋移植に関する記事に誤りがあったことを認め謝罪しています。
また、米国で森口尚史氏が初の臨床応用を実施したとする記事を配信していた共同通信社も「誤った情報を読者にお伝えしたことをおわびします」とする吉田文和編集局長のコメントを発表しました。

ハーバード大学の否定後に取材を受ける森口氏

森口氏は口頭で発表するとしていたニューヨーク幹細胞財団主催の国際会議の会場に現れませんでした。
国際会議の会場に森口氏は研究成果のポスターを掲示していましたが、国際会議を主催する「ニューヨーク幹細胞財団」の広報担当者「ポスターは取り外した。森口氏はここにはいない」と語っています。

読売新聞の謝罪記事並びに検証によると、森口氏の論文で「共同執筆者」とされる大学講師が論文に全く関与していなかったそうです。
大学講師が否定しているのは森口氏は心筋細胞の移植の研究成果をまとめた論文で、森口氏はネイチャー・プロトコルズ」誌に掲載予定と読売新聞の取材に話していました。

大学講師は「森口氏とは約5年会っておらず、論文に名前が使われることは全く知らなかった」と話しています。
また、別の共同執筆者の大学教授は、ハーバード大の倫理審査について森口氏に尋ねていますが、「クリアになった」と回答されたといいます。
読売新聞は9月19日に「米ハーバード大学客員講師」を名乗る森口氏から話を持ちかけられ、10月1日には、論文草稿と自ら行ったという細胞移植手術の動画などが読売新聞に電子メールで送られていました。この時に森口氏は論文を科学誌「ネイチャー・プロトコルズ誌」に投稿したとしていました。取材は4日午後に東大医学部付属病院の会議室で行われ「2月に重症の心不全患者(34)にiPS細胞から作った細胞を移植し、うまくいった」と説明されています。

ところが12日の時点で論文はネイチャー・プロトコルズ誌に掲載されることはありませんでした。
かわりにネイチャー・プロトコルズ誌は森口氏の論文はiPS細胞の作成でノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥・京都大教授らの複数の論文を盗用した疑いがあると報じました。

再生医療の第一人者である大学教授に森口氏の論文草稿について意見を聞き「本当に行われたのなら、6か月も生存しているというのは驚きだ」とのコメントを得たことも踏まえ、9日昼に読売新聞の担当次長が部長に概要を説明し、部長は記者に「物証は十分か」と確認したうえ、できるだけ早い掲載を指示していました。
こうした経過をたどり、「iPS心筋を移植 初の臨床応用」という記事を11日朝刊1面で報道し、さらにニューヨークで森口氏にインタビュー取材し、11日夕刊1面で「死の間際 iPSしかなかった」との続報を掲載したと説明しています。

今回の誤報を報じた読売新聞の読売新聞東京本社編集局長は検証や確認のないまま誤った内容を報じたことについて由々しき事態であるとし、「私たちはそれを見抜けなかった取材の甘さを率直に反省し、記者の専門知識をさらに高める努力をしていきます」と謝罪しています。

ハーバード大学当局者は読売新聞の取材に対し「iPS細胞移植に関する森口氏の話はうそだと確信している」と話しています。
森口氏はハーバード大学の「客員講師」を名乗っていましたが、ハーバード大に属していたのは、1999年11月から2000年1月初旬までの1か月余りだけで、現在は何も関係がないとしています。

ハーバード大学当局者によると森口氏が行ったとする心筋細胞の移植のためには、ハーバード大学の倫理審査委員会の同意が必要ですが、それを示す記録はなく、森口氏の話していた「マサチューセッツ総合病院の複数の患者に細胞移植を行った」についても、ハーバード大学当局者は「マサチューセッツ総合病院では、だれ一人として、そんな移植は受けていない」と話しています。

マサチューセッツ総合病院は12日に「iPS細胞を使った治療が行われた形跡は一切ない」と森口氏の主張を全面否定する声明を発表しました。
マサチューセッツ総合病院の広報担当責任者スーザン・マクグリービー氏は「iPS細胞の臨床研究に関する申請自体がない。(森口氏による)手術は、当病院では一切行われていない」と否定しました。

声明によると、森口氏とiPS細胞に関する論文の共著があるレイモンド・チャン医師からの聞き取り調査の結果として「チャン医師は森口氏が今回発表した臨床治療の経緯について何も知らない」と言明し、名義が勝手に使われた可能性を示唆しています。
マクグリービー氏は「私が言えるのは、彼はわずかの期間しかこの病院にはおらず、それから10年以上も過ぎたということだけだ」と話しました。

当初、NHKの取材に対し森口氏は、「東京大学の特任教授で、ハーバード大学の客員研究員も兼任している」と述べ、「自分は医師で、アメリカの医師の資格も持っている」としたうえで、実際に「マサチューセッツ総合病院で重い心臓病の34歳の男性患者にiPS細胞から作った心筋細胞を『私が』心臓に注射して移植を行った」と説明していました。

しかし、日本時間の11日夜遅く、NHKは改めて確認したところ、「医師免許はないが、看護師の免許は持っている。アメリカでは、医師の指示の下で医療行為を行う助手の資格はあり、実際に細胞を移植する注射を行った」と説明を変更していました。

アメリカの国際学会から研究内容について疑義が示されたことについては「なぜハーバード大学や手術を行った病院が、臨床研究の申請を受け付けていないと否定しているのか、全く分からない。移植に関するデータなど証拠はすべて日本にあるため、今は移植の実施を証明することはできないが、落ち着いた段階で一緒に研究を続けてきたアメリカの研究者とも連絡を取り、説明をできるようにしたい」と述べ、「iPS細胞から変化させた細胞をヒトに移植したことは間違いない」と述べ、実際にiPS細胞を使った治療を実施したと改めて主張しました。

その後、森口氏は「今まで言っていたことは自分では正しいと思っている」と話しましたが、臨床治療を行ったかどうかについて「分からない」とし、滞在していたホテルの屋外で質問した報道陣に「こういうふうな感じではなく、ちゃんとした形で話したい」と繰り返しました。
病院の発表について「間違いがないかどうか確かめてみないと分からない」と話した後、「(病院は)どうしてこういうことを言うのか。間違っている」と述べ、「状況とかのみ込めないところがある」と話したといいます。

共同執筆者の1人となっている東京医科歯科大学の佐藤千史教授も、森口氏の論文について記者会見し、「ことしの8月か9月に学会で発表する内容を簡単に記した抄録がメールで送られてきた。正しい研究の進め方だと判断し、共同執筆者として了承した。今思えば検証が不十分だった。ハーバード大学の正式な講師と考え、全く疑っていなかった。責任を感じている」と説明しました。

また、おととしにも大学のグループと共にiPS細胞を使ってC型肝炎の治療薬の効果的な組み合わせを見つけたと報道されたことについても、共同執筆者となっている佐藤教授は「確認が不十分で不明を恥じている」と述べました。
一方、2つの発表について大学の森田育男理事は「発表内容が正しいかどうか分からないが、大学ではiPS細胞を使った実験や研究を行った事実はない」と述べました。
東京医科歯科大で会見した佐藤千史教授は森口氏の大学院時代の指導教官でした。佐藤教授は「早い段階で気づかなかったという反省はある。論文に出している写真やデータを送ってくるので、信じるしかなかった」と釈明しました。
森口氏が卒業した東京医科歯科大学は93年に医学部保健衛生学科を卒業し、同年に看護師の国家資格を取得、95年同大大学院修士課程を修了している。修士論文のテーマは「健康診断における異常所見の評価とその予後に関する考察?超音波エコーによる胆のうポリープの自然経過の検討」97年から09年までは同大で、保健看護学や健康情報の統計分析などの科目を担当する非常勤講師として勤務していたと発表しました。

嘘のニュースだけを扱う「虚構新聞」が今回の読売新聞の誤報について記事を更新しており、「本記事は読売新聞社内のゴミ箱から拾った原稿を参照して執筆・掲載いたしました。秀逸な記事をご提供くださった同社にはこの場を借りて厚く御礼申し上げます」と述べています。

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【動画】「フカシギの数え方」おねえさんといっしょに組み合わせを数えるも壮大な結末に…。おねーさーーん!

日本科学未来館3階「未来をつくる」常設展示メディアラボの第11期展覧会『フカシギの数え方』で扱っている、組み合わせ爆発の例でお姉さんと子どもがさまざまな組み合わせを実際に数えてみる「組み合わせの数え方」の動画です。
単純に組み合わせを調べていくと、その数が急に増えて、万、億、兆、京などと続く数の単位で10の64乗という「不可思議(フカシギ)」という膨大な組み合わせになることも珍しくないという壮大な結末がお姉さんと子供たちを待っていました。
複雑な計算を数学的に簡約化し効率化する「アルゴリズム技術」が重要であることをお姉さんに教えたい・・・!

10×10の組み合わせを計算するのに25万年かかり、11×11の組み合わせをこの調子で計算すると290億年かかるとしています。(※宇宙の年齢は推定137億年)
最新のアルゴリズム技術を使うと、同じ問題を数秒で数え上げることができ、16×16でも数十分で完了させることができるそうです。

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米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)、冥王星の5個目の衛星を発見 直径10~24キロ

米航空宇宙局 (the National Aeronautics and Space Administration, NASA)と欧州宇宙機関(European Space Agency; ESA)は11日、冥王星で5個目の衛星(地球でいう月のようなもの)を発見したと発表しました。
冥王星では1978年に米国海軍天文が最大の月「カロン」を発見後、ハッブル宇宙望遠鏡が2006年に「ニクス」と「ヒドラ」の二つ、2011年には「P4」を発見していました。

冥王星というと2006年までは太陽系第9惑星だったのですが、2006年8月に開かれた国際天文学連合 (IAU) 総会で、それまで明確でなかった惑星の定義を定めるとともに、「dwarf planet」(準惑星)という分類を新設することが採択され、惑星から外れていました。
NASAは2006年に打ち上げた人類初の冥王星を含む太陽系外縁天体の探査を行う無人探査機「ニュー・ホライズンズ」に関連した研究もあり、冥王星が惑星ではなくなる決定に反発していたようですので、今後も冥王星の研究は続けるのでしょう。

NASA – Hubble Discovers a Fifth Moon Orbiting PlutoNASA - Hubble Discovers a Fifth Moon Orbiting Pluto [NASA公式]

冥王星で5個目の衛星発見 直径10~24キロ – 47NEWS(よんななニュース)冥王星で5個目の衛星発見 直径10~24キロ - 47NEWS(よんななニュース)

米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関は11日、冥王星で5個目の衛星を発見したと発表した。直径はわずか10~24キロ程度とみられ、数十億年前に冥王星と他の天体が衝突した時の残骸と考えられる。

 ハッブル宇宙望遠鏡を使って見つけた。暫定的に「P5」と名付けられた。

 研究チームは、地球の月より小さい冥王星にたくさんの衛星があることに驚いているという。

 冥王星では、1978年に米国の天文学者が地上の望遠鏡を使い初の衛星「カロン」を発見。2006年以降、ハッブル望遠鏡の観測でさらに3個が見つかっていた。

冥王星 – Wikipedia冥王星 - Wikipedia
ニュー・ホライズンズ – Wikipediaニュー・ホライズンズ - Wikipedia

欧米2チーム論文「ヒ素利用細菌」発見のNASA論文を否定。リンで生存、地球外生命体も関係なし

2010年12月にNASAが発表した「ヒ素を生存に利用する細菌」が米国の湖で発見され地球外生命の探索に影響すると論文発表したことについて、この論文を掲載した米科学誌サイエンスは、発見を否定する、スイス連邦工科大チューリヒ校と米プリンストン大の各研究チームの別々の論文を掲載しました。
これによると、この細菌はヒ素濃度が高い環境でも生存できるだけで、低濃度のリンを利用していることを実験で確認されたといいます。
つまり、ヒ素への耐性は強いものの、リンが全くない環境では生きられないとの結果になります。

当時、NASAが地球外生命体について発表するとネットでも話題になりましたが、その内容が「ヒ素で生存する細菌がいるから地球外生命体も存在してもおかしくない」といった論調で興冷めした覚えがあります。

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京都の高校、アメリカザリガニを青く変色させる実験

京都府立海洋高校のマリンバイオ部がアメリカザリガニを青く変色させる実験をしているそうです。
なんでも、薄く輪切りにした鯖を数日ごとに与え続けることで脱皮するごとに青さが増し、半年ぐらいでスカイブルーになったといいます。

アメリカザリガニは体色が赤いことからマッカチンという別名がありますが、アメリカザリガニは食べ物で甲羅の色が変わるというのは知りませんでした。
夏休みの自由研究の課題にすると面白いかもしれませんね。

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銀行から出て自転車に乗ろうとしたらミツバチの大群が前輪に群がっていた事件発生

和歌山市今福の紀陽銀行西浜出張所から出た女性の自転車に大量のミツバチが群がっており、自然に離れなかったので、5時間後に専門の業者によって駆除されました。
ミツバチは女性が15分ほど銀行を利用している間に自転車付近に群がり、前輪付近に固まっていました。

春から夏にかけて女王蜂が群れを連れて別の巣に移る分蜂と呼ばれる習性がありますが、途中で樹木に群がる現象はあっても、市街地で群がるのは珍しいとのことです。

駆除というのがミツバチを殺しちゃったのか定かではないのですが、一晩置いてあげても良かったようにも思います。

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【画像】太陽観測衛星「ひので」から見た金星の太陽面通過が熱い

金星の太陽面通過が6日に日本でも観測されていましたが、太陽はかなり小さい上にその上を通過する金星は更に小さくて、日食グラスしか持っていなかった人には雰囲気しか観測できなかったようです。
国立天文台の太陽観測衛星ひので(SOLAR-B)は様々な望遠鏡で太陽を観測しており、金星の太陽面通過の様子も公開していましたが、とてつもないスケールの大きなイベントだったんだと実感できる写真を見ることが出来ます。

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横浜市立大学などのグループ、iPS細胞から人の肝臓作成に成功

あらゆる細胞に変化できるiPS細胞から人の肝臓を作ることに横浜市立大学などのグループが成功しました。
これまでもiPS細胞から幹細胞を作る技術はありましたが、肝臓の働きが再現された複雑な立体構造の臓器は再現することが出来ていませんでした。

幹細胞に変わる前の前駆細胞と血管に変わる血管内皮細胞と、細胞同士を繋ぐ間葉系細胞を加えて培養した肝臓の元をマウスの頭部に移植したところ、直径5ミリの肝臓に成長したとのことです。

生体肝移植は日本でも行われることがあるようですが、拒絶反応により移植部位の機能が低下してしまうこともあるそうですし、自身の細胞から臓器を作ることが出来れば、そうした問題もクリアできる時代が来るのかもしれませんね。

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ホルムアルデヒド原因物質、群馬の業者が排出か 3業者立ち入り調査へ

千葉県や埼玉県の利根川系浄水場で処理済みの水道水からホルムアルデヒドが検出された問題で、原因物質とされるヘキサメチレンテトラミンを群馬の業者が利根川支流の烏川に排出した可能性が高いことが分かりました。
9年前にもヘキサメチレンテトラミンの排出が原因で、ホルムアルデヒドを検出しており、埼玉県や群馬県にある工場の立ち入り検査を行うなどして、原因を調べていました。

ホルムアルデヒド原因物質、群馬の業者が排出か 3業者立ち入り調査へ

ホルムアルデヒド原因物質、群馬の業者が排出か 3業者立ち入り調査へ

0.6トンから4トンあまりのヘキサメチレンテトラミンが浄水場で塩素消毒ややオゾンと反応することでホルムアルデヒドやアンモニアが発生したということだそうです。

それから、塩素が放射性物質で変異しホルムアルデヒドが出たというデマが出ているようですが、ありえない嘘ということが分かっています。

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