「医療」タグアーカイブ

1年4カ月休養の演歌歌手 大江裕、「パニック障害」だった

体調不良のため1年4ヶ月休養をしていた演歌歌手の大江裕さんが、復帰会見で「パニック障害」だったことを明らかにしました。
10年11月19日の公演中に突然過呼吸などの症状に襲われて休養していましたが、昨年からリハビリを兼ねて師匠である北島三郎さんの付き人として2ヶ月間公演に帯同していたとのことです。
現在も通院中ですが復帰も決まりり「ウキウキしている。初心に帰って頑張ります」と語っています。

1年4カ月休養の演歌歌手 大江裕、「パニック障害」だった

ストレスの多い仕事である芸能人でも精神疾患のパニック障害になる人が増えているようですが、うつ病と併存することもあるようです。
最近では病名は明らかにしていませんが、お笑い芸人の岡村隆史さんが精神科系の病院に入居していたそうですが、過密な仕事のスケジュールや結果を求められる職種ですから、ストレスにより病気になりやすいのかもしれませんね。
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スーパーコンピューター「京」で抗がん剤新薬開発 東大など

昨年、スーパーコンピュータの性能ランキングで世界第1位を獲得したスーパーコンピューター「京」を使って東京大学先端科学技術研究センターが創薬を行うと発表しました。
世界最速の計算速度を活かして抗がん剤の新薬の開発を進めるとしています。

スーパーコンピューター「京」で抗がん剤新薬開発 東大など

今まで新薬の開発には試験管での実験が必要で時間がかかりましたが、スパコンを利用することでタンパク質と候補物質の結合を計算で模擬実験したり、分子や原子レベルで物質の構造を設計出来るとのことです。
やっぱり2位じゃダメなんです。
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京都大と帝京大、遺伝的に病気のマウスから正常なiPS細胞

遺伝的に病気のマウスから正常なiPS細胞を作ることに京都大学と帝京大学が成功したし米科学誌で10日発表しました。
iPS細胞は元になる細胞と遺伝情報が同じため、遺伝的な病気の患者からiPS細胞を作る際に遺伝子が異常になる問題がありました。
今回の成果で遺伝的な病気の患者からiPS細胞を作り治療に使える可能性が出ました。

京都大と帝京大、遺伝的に病気のマウスから正常なiPS細胞

同じ日にiPS細胞の研究が発表されていましたが、そちらも京都大学のiPS細胞が使われていました。

iPS細胞で歯のエナメル質再生に成功。東北大や岩手医大などの研究グループ | CUTPLAZA DIARY

それもそのはずで、iPS細胞(人工多能性幹細胞)は京都大学の山中伸弥らのグループによって、マウスの線維芽細胞(皮膚細胞)から2006年に世界で初めて作られたのですから、当然といえばそうなのかもしれませんね。

こうして様々な分野での研究成果がたくさん報告されているのは、日本の大学同士で協力してiPS細胞の研究がなされることによるものが大きいのかもしれませんんね。
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iPS細胞で歯のエナメル質再生に成功。東北大や岩手医大などの研究グループ

東北大の福本敏教授と岩手医大の原田教授や大津圭史研究員などの研究グループの共同研究により、マウスの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を歯のエナメル質を生み出す細胞を作ることに成功したと10日発表されました。ちなみにiPS細胞は開発者の山中伸弥教授がいる京都大が作った物です。
iPS細胞を培養する際に、いったん前段階に当たる「神経堤細胞」へ分化させ、さらに象牙芽細胞へ分化する2段階方式を取ることで成功したそうです。
2段階の分化の際に与える栄養素は全く別な組み合わせであり、大津研究員によると「適した栄養素の組み合わせを見つけるのに最も時間がかかった」とのことです。

3B社 歯模型 上顎大臼歯(3根)モデル縦断3分解 (d10-5)

以前にも東京理科大学がiPS細胞で髪の毛や血管網付き組織を再生する事に成功していますが、日本のiPS細胞の研究はここ数年画期的に進んでいますね。

毛の再生治療、マウスで成功。脱毛症治療に応用 | CUTPLAZA DIARY

岩手医大の原田教授は「iPS細胞で本物の歯を再生できれば、人工物を使うインプラントなどと違い血管や神経が通じ、遺伝的に歯ができない患者の治療法などにも結び付けられるだろう」と、実用化に期待を寄せています。
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厚労省「所得が低いほど喫煙率が高く、野菜不足や肥満」10年11月の調査結果

2010年11月の調査結果によると喫煙率が調査開始以来初めて、2割を割り込んだと厚生労働省が発表しています。
2010年11月の調査は、3189世帯を年間所得が比較的高い「600万円以上」(構成比21%)と、中間的な「200万円以上600万円未満」(同56%)、低めの「200万円未満」(同23%)に3区分し、体形や食生活、運動習慣など7項目について男女別で集計した結果、所得が低いほど喫煙率が高く、野菜不足なのだそうです。

所得毎の喫煙率

高所得層・・・男性27・0%、女性6・4%
中所得層・・・男性33・6%、女性8・8%
低所得層・・・男性37・3%、女性11・7%

厚生労働省の嫌煙キャンペーン乙!というわけで幾つか疑問な点のみ書いておきます。

・2010年11月の調査結果を、なぜ今頃発表なのか。
・「所得毎の喫煙率」を人数ではなく割合で表示する意味
・喫煙と「体形や食生活、運動習慣」の因果関係の説明がない。

私は既に煙草をやめていますけれど、こういうネガティブキャンペーンのやり口はいかがなものかと思います。
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東北被災地で献血者数減で血液が足りないのでご協力お願いします。

東日本大震災以降、東北3県(岩手・福島・宮城)では献血者数が減り、輸血用血液が足りない状況だそうです。
おそらく足りないのは全血献血といって、通常の血液をそのまま献血する方だと思われますが、どうしても全血血液は長期保存できないので定期的にストックする必要があります。
震災直後は献血が足りなくなるということで一瞬殺到したらしいですけれど、献血は出来れば長いスパンで定期的に協力したほうがいいんですね。

【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|ホームページ【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|ホームページ
【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|献血したい【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|献血したい
http://www.jrc.or.jp/donation/index.html

全血献血は2週間おきに出来ます。(ただし、400mlなら男性は年3回以内とか、それぞれ制限があります。)
若い人ほど定期的に献血をお願いします。
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インフルエンザの予防接種をする一番の理由はなにか?

南海放送で「インフルエンザの予防接種をする一番の理由はなにか?」という問題が出されていました。
元になったのは順天堂大学医学部の奥村康教授の作った問題で、以前にNHKの爆問学問で出された問題の一つが「なぜ毎年インフルエンザの予防接種をする?」でしたね。

爆笑問題のニッポンの教養 | 過去放送記録 | FILE170:「免疫力!アップダウンクイズ」 | 奥村康(おくむらこう) | 2012年1月12日放送分爆笑問題のニッポンの教養 | 過去放送記録 | FILE170:「免疫力!アップダウンクイズ」 | 奥村康(おくむらこう) | 2012年1月12日放送分
インフルエンザの予防接種をする一番の理由はなにか?
順天堂大学医学部の奥村康教授(免疫学)の問題

【問題2】なぜ毎年インフルエンザの予防接種をする?
     (1)毎年ウイルスの形が変わるから
     (2)ワクチンの効果が1年しかもたないから
     (3)やればやるほど効果が上がるから
【答え2】(3)やればやるほど効果が上がるから

免疫の例えをお巡りさんと軍隊と表現していましたが、生まれてから持っている免疫がお巡りさんの自然免疫ですが、この自然免疫をすり抜けるウイルスなどには、軍隊のような獲得免疫が免疫を獲得し続けることで次第に強くなっていくと説明がありました。

ゆえに、インフルエンザの予防接種は毎年したほうがインフルエンザに対する免疫力が強くなっていくとのことです。
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前頭の外国人力士の前頭(おでこ)がヤバイ

チェコ(プラハ)出身・外国人力士の隆の山は前頭なのですが、どうもその前頭(おでこ)が後退率が危ない状況にあるようです。

前頭の外国人力士の前頭(おでこ)がヤバイ

ちなみに、隆の山はチェコ(プラハ)出身だそうですが、チェコ(プラハ)は世界ランキング1位の42.79%という薄毛率の高いお国柄です。

男性の薄毛率は欧州ほど薄毛多く、日本はアジアの中でトップ | CUTPLAZA DIARY
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頭皮冷却による抗ガン治療の際の脱毛予防の臨床試験開始

抗ガン治療の際に脱毛するのを予防する臨床試験が開始している病院があるそうです。
乳がんなどの手術を受けた後に抗癌剤などの治療をすることが多いのですが、どうしても副作用で髪の毛などが脱毛してしまうのを極力防ぐ治療法だそうです。
私が知る限り(と言っても10には満たない程度の数人ですが)、女性の場合はがん治療後の脱毛をしても数カ月で髪の毛が生えてきます。
ただ、その脱毛自体が怖いとか嫌ない人も多いのですね。

頭皮冷却による抗ガン治療の際の脱毛予防の臨床試験開始

治療法は点滴の際に頭皮を冷却させておく事で、薬剤が頭皮の血管を流れる抗癌剤の量を抑える事が出来るそうです。
ただし、冷やすことによる頭痛や寒気、頭皮へのがん転移(1%)の可能性があるため進行がんや再発がん患者には使用が勧められないという課題はあるようです。

洗髪の際に抜けてしまったとありますが、それは通常生活でも日に80本は抜けますから(生え変わり)、特に気にすることはないと思われます。

出来ればこういう抗癌剤ががん細胞以外に作用しない、副作用のない薬が出来ればいいのでしょうが、抗癌剤も症状などに合わせて色いろあるようですので、こうした補助的な治療がすこしずつ増えていくといいように思います。
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肉食女子、がんリスク1.5倍。とある焼肉好き女子「焼肉のお焦げに含まれる成分. ・・・実は発ガン性物質」

国立がんセンターによる日本国内9府県の45~74歳の男女約8万人を10年以上追跡調査した結果、肉類を食べる量が多いと、結腸がんになるリスクが約1.5倍高いと分かりました。
ちなみに肉食女子だけでなく肉食男子も結腸・直腸がんになるリスクが増えるそうです。

肉食女子、がんリスク1.5倍。とある焼肉好き女子「焼肉のお焦げに含まれる成分. ・・・実は発ガン性物質」

ただまぁ、肉の何が元に直接がんの発症リスクを増やしているのかは書かれていませんし、他の方は別の部位のがんになっていないとは書かれていませんね。

ちなみにとあるアニメの登場人物、姫神秋沙は以下のように話しています。

とある焼肉好きの肉食女子「焼肉のお焦げに含まれる成分. ・・・実は発ガン性物質」Mon Nov 28 06:32:19 via web


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色んな発がん性物質や因子がこの世にあるのに、肉だけ調べて結腸・直腸がんのリスクが分かっただけというのは、存外、何もわかってないに等しいのだとも思いますが、
なんにしても美味しいものだけ食べずバランスよく食事をし、適度な運動を心がけて健康な日々を送りたいものですね。
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武田鉄矢、大動脈弁置換手術が成功。現在はリハビリ中

武田鉄矢さんの公式ホームページによると、鉄矢さんは先天的に大動脈の弁尖に問題があり、10年前から狭窄症の症状が出ていたため、計画的に手術をすることになっていたそうで、すでに10月21日金曜日に都内病院で大動脈弁置換手術が行なわれ、無事成功したとのことです。
ちなみに、現在は一般病棟にてリハビリ中であり、11月の上旬には退院の予定だそうです。

劇場用 映画ポスター【ポスター】刑事物語2 りんごの詩/武田鉄矢

※リハビリ中の鉄矢さんを妄想

デイリースポーツによると「あばら骨を4本切った上で、人工弁に置き換える約4時間に及ぶ手術」だったそうで、なかなか大きな手術だったようですね。
退院も早いようですが、無理せず切にご自愛いただきたいものです。
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国民生活センター「アートメーク」注意呼びかけ。皮膚障害など相談5年121件

国民生活センターによると、眉やまぶたに針を刺して色をつける「アートメイク」と呼ばれる美容法によるトラブルが起きているとして注意を呼びかけています。
国民生活センターに寄せられたトラブルには「施術部位が化膿(かのう)した」「眼球の角膜に傷がついた」といった深刻な症状の事例も含め、5年の間にトラブルが121件あったと紹介されています。

国民生活センター「アートメーク」注意呼びかけ。皮膚障害など相談5年121件

「アートメイク」とは、顔の皮膚に針を刺して色素を入れ、眉毛やアイラインを描く美容法で、化粧の手間を省けると一部の女性に人気がある美容法です。

ただし、このアートメイクは眉毛やアイラインを描く美容法として人気ですが、
根本的な手法は「刺青(入れ墨)」とか「タトゥ」と同じで、針を皮膚に刺して色素を入れ込むというものです。

ゆえに国民生活センターによると、こうした行為は医療行為でも危険性の高いものであり、日本では医師免許を有しない者が業として行えば医師法違反にあたるとされている(平成13年11月8日医政医発第105号)とのことです。

以前にも美容室やエステなどで、まつげパーマが医療行為であるとして問題になりましたが、未だにこうしたトラブルが潜んでいるのですね。
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ためしてガッテンで紹介された禁煙薬、服用後の運転は副作用で事故の危険大

厚生労働省は26日、禁煙補助薬「チャンピックス」(成分名・バレニクリン)を飲んだ後に車の運転をした際に副作用で意識障害を起こし事故を起こしたと発表しました。
NHKも26日夜に「ためしてガッテン」で放送されていた禁煙特集の番組内で紹介されていた、禁煙補助薬「チャンピックス」(成分名・バレニクリン)ですが、人によっては服用中、吐き気やイヤな夢、憂うつなどの副作用が現れることがあり、人によっては意識障害を引き起こすため車の運転など危険を伴う機械の操作は出来ないそうです。

ためしてガッテンで紹介された禁煙薬、服用後の運転は副作用で事故の危険大

2008年、日本に登場した禁煙補助薬「チャンピックス」(成分名・バレニクリン)を3か月飲み続けたときの禁煙成功率は約8割が禁煙に成功するそうです。(中央社会保険医療協議会 2010)
タバコを吸うと脳の神経伝達物質「アセチルコリン」の代わりに「ニコチン」が働き、タバコを吸い続けることで次第に「アセチルコリン」の働きが弱まり、離脱症状(イライラ・昼間の眠気・落ち着かないなど)が現れるようになるそうですが、禁煙補助薬「チャンピックス」(成分名・バレニクリン)は「ニコチン」や「アセチルコリン」と同じように脳の受容体にはまり、ニコチンが美味しいと感じないようにしてしまいます。
この薬を使うことで8割が禁煙に成功しますが、中には副作用により吐き気やイヤな夢、憂うつや意識障害を起こす場合があるそうなので注意は必要です。
また、1年後にはまたタバコを吸い始める人が出てしまうそうで、これはタバコを吸う事で快楽物質「ドーパミン」が得られることを体が覚えているためだそうです。

ただ、そうしたメリットデメリットを理解した上で、お医者さんと相談の上で禁煙したい人が利用するのには画期的な薬かもしれませんね。
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米エール大学「発毛にスイッチ入れる物質」発見。発毛医療また一つ進展

アメリカのエール大学研究チームは体に毛を生えさせるスイッチを入れる物質をマウスを使った実験で発見したそうです。
動物の毛の元は幹細胞が分裂や変化を繰り返すことで生えますが、その幹細胞の変化の「きっかけ」となる物質は、毛根の周りにある「脂肪前駆細胞」が「PDGF」というたんぱく質を作ることで、「PDGF」が毛の幹細胞に作用し毛が生え始める事がわかりました。

米エール大学「発毛にスイッチ入れる物質」発見。発毛医療また一つ進展

今回の実験結果は、毛が生えるという一連の段階の一つ、幹細胞が分裂や変化を繰り返すきっかけの物質を見つけたという発見です。

実は毛の幹細胞が生えるために必要な要素として、幹細胞が維持し幹細胞生成に必要で幹細胞を支持する細胞(ニッチ細胞)として働くたんぱく質「17型コラーゲン」を、今年2月に日本の東京医科歯科大学の研究グループが発見しています。

抜け毛や白髪の原因で髪の幹細胞生成に必要なタンパク質が解明 | CUTPLAZA DIARY

また、同じく今年の2月に東京理科大学が髪の毛を生成する毛包を作る幹細胞を移植することで、脱毛しているマウスに髪の毛を再生させることが出来たという発表がされています。

毛の再生治療、マウスで成功。脱毛症治療に応用 | CUTPLAZA DIARY
続きを読む 米エール大学「発毛にスイッチ入れる物質」発見。発毛医療また一つ進展

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